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芦名星さん(享年36)〜衝撃2020芸能人“孤独死”FILE

芦名星さん
芦名星さん(C)週刊実話Web

9月14日、東京都新宿区にあるマンションの一室で自殺しているのを親族により発見された女優の芦名星さん。彼女は近年、人気ドラマなどに相次いで起用され、今年もTBS系で放送されたドラマ『テセウスの船』などに出演。女優として順風満帆な生活を送っているかに思われていだけに、その突然の死は業界を震撼させた。

彼女の自殺について、遺書の有無や動機などは依然、不明なまま。しかし事情通によると、彼女の死をめぐってはいくつかの噂話が業界内で囁かれているという。

「すでに報じられているように、現時点で聞こえてくるのは、小泉孝太郎との破局が原因とするものや、女優としての頭打ちの状態を気に病んでという話などです。しかしながら、どれも〝決定打〟に欠けるという印象です」(大手スポーツ紙・芸能記者)

確かに、熱愛が報じられた小泉とは昨年時点で破局したとされており、そこから半年以上たって自殺するというのは、いささか強引すぎる印象だ。また、前述の通り、女優業は順調そのものであり、仕事が原因とするのも無理がありそうだ。

だとすれば、死の動機として考えられるのは何なのか?

生真面目で禁欲的な精神性であるがゆえ…

「これは芦名さんの死からおよそ2カ月前に自殺した三浦春馬さんにも言えることですが、2人ともかなりストイックなタイプなんですよね。生前に語っていたところを見れば、体型の維持から役作りまで、完璧にこなそうとする傾向がある2人でした。それゆえ、必要以上に自分を追い込んだ結果、精神を病んでしまい、自殺に繋がった可能性もあるのではないでしょうか」(同)

確かに、そのストイックすぎるほどに仕事と向き合う姿勢が、業界内でも評判だった芦名さん。前出のドラマ『テセウスの船』でも、数十年の歳月を隔てた若い頃の姿と、年老いた後の姿を見事に演じ分け、高評価を得ていた。

そうした生真面目で禁欲的な精神性であるがゆえに、彼女は細かい点でさえも妥協することができなかった…。心が疲れていた可能性もゼロではないだろう。

「いずれにせよ、貴重な女優を失ったことは事実。業界全体として、手痛い損失と言えるでしょう」(同)

真相は藪の中。今はただ、彼女がそうした精神的な負荷から解放され、安らかに眠れるていることを願うばかりだ。

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