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“第二の林修”!? 元宇宙飛行士・野口聡一氏のバラエティ対応力にテレビ業界が注目

(画像)Dean Drobot / shutterstock

日々新たなスターを探し続けているテレビ業界。使い勝手のいいバラドルが飽和状態の今、急務とされているのが「文化人枠」のタレント発掘だという。

「各局が〝第二の林修〟を見つけることに必死です。文化人はギャラが安いので気軽に使える上、林先生や池上彰さんのように、一度お茶の間の人気者になれば大化けする可能性も秘めている。現在、〝論破王〟として有名になった『2ちゃんねる開設者』のひろゆきさんが各局で取り合いになっていますが、海外在住なので、ほぼリモート。歯に衣着せぬ発言が売りですが、それだけに司会には向いていない。バラエティーにも対応できて、しっかりとした発言もできる人材が求められています」(民放関係者)

オードリーのラブコール

そんな中、密かにテレビ関係者の間で注目されている人物がいる。

「26年間にわたって勤めていたJAXAを6月1日で退職した野口聡一氏です。〝元宇宙飛行士〟という超レアな肩書もさることながら、博識でトークもうまい。6月18日に放送されたラジオ『オードリーのオールナイトニッポン』では、宇宙の話はそっちのけでオードリーの2人が大好きなアメフトの話を中心にトークを広げるなど、番組のノリをしっかりと理解して、バラエティーへの対応力の高さを見せつけました」(芸能記者)

もともと、オードリーの2人とは共通の趣味であるアメフトを通じて、プライベートでも食事に行く仲だという。

「野口氏は2人を弟のようにかわいがり、『若林』『春日』と呼び捨てで接している。彼らも野口氏を信頼していて、ぜひともテレビ番組にも出てほしいと依頼をしているようで、3人をMCにした新番組を企画している局もあると聞いています。知名度も抜群ですし、何よりも〝宇宙飛行士の肩書〟はスポンサー受けが抜群にいい。もしかしたら、来年の春ごろには3人の番組が誕生しているかもしれませんよ」(同・記者)

『オードリーのオールナイトニッポン』は業界関係者にもファンが多く、今後のオファーが殺到しそうだ。

「専門知識はあっても頭が固くてバラエティー番組には適応できない文化人が多い中、野口さんはしっかりと番組の流れに合わせたトークができることを証明しました。これまでの元宇宙飛行士は、大企業の社外取締役などに就任したり、講演活動で生計を立てたりすることが多かった。しかし、野口氏はもっとテレビで宇宙のことを子どもたちに広めたいという意欲も強いと聞いていますから、バラエティー番組にうってつけです。さっそく退社後初のバラエティー参戦も決定しているらしく、日本テレビの『踊る! さんま御殿!!』のスペシャル番組。お笑い怪獣とのトークの掛け合いが楽しみです」(前出・民放関係者)

〝第二の林修〟の素質十分だ。

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