参院選の東京選挙区(改選数6)に自民党から出馬している元おニャン子クラブの生稲晃子氏が、6月30日までにツイッターなどのSNSを更新。NHKが候補者に行ったアンケートについての〝釈明〟をしている。
【生稲晃子から皆様へ】
NHK「第26回参議院選挙 候補者アンケート」への私の回答に不備があり申し訳ありませんでした。
あらためて私の全ての回答をツイート致します。今後とも何卒宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/HVPlX3gWvu— 生稲晃子 いくいな晃子(参院候補・東京選挙区) (@ikuinaakiko1917) June 28, 2022
生稲氏は、同アンケートのほとんどの項目で「回答しない」を選択しており、ネット上で批判の声が高まっていた。
「26ある質問項目のうち、5つには答えていました。出馬会見の際、大病を経験したことが立候補に至った理由の一つだと説明していただけに、参院議員になって最も取り組みたいテーマは『社会保障政策』だと回答。憲法改正などの項目も、自民党候補らしく『賛成』と答えていましたが、残りの21問については『回答しない』を選択していた。対露制裁や物価高騰、コロナ対策といった喫緊の課題で、参院選の重要な争点でもある項目などもほとんど無回答だったため、《政策アンケートにほとんど無回答って凄まじいな》とツイッターなどで大炎上してしまったんです」(夕刊紙記者)
「こんな嘘は余計に心象が悪い」
慌てた生稲陣営は、「事務局責任者の処理ミス」を主張。生稲氏本人も、「私とチーム間との情報共有が徹底されておらず、このようなことを招いてしまいました」と謝罪動画をアップしたが、これも「嘘くさい」として、自ら〝燃料投下〟する結果を招いている。
《後出し感が満載で、俄には信じ難い》
《こんな嘘は余計に心象が悪い》
《国会議員になりたいだけの候補と、票がほしいだけの政党との、今回の選挙におけるベストマッチですね》
《アイドルで顔と名前を売ったら政治家というパターンはもうやめよう》
前出の夕刊紙記者が言う。
「百歩譲って、全問無回答なら〝処理ミス〟というのも理解できますが、自民党候補として賛成しなければならないものだけ答えて『他はミスでした』は、さすがに通らないんじゃないか。当初は日テレが行ったアンケートもほぼ同じだったと報じられ、こちらも慌てて回答していますからね」
一時は、《#生稲晃子に投票する意味が分からない》というフレーズがツイッターでトレンド入りする事態に。出馬の際は、「おニャン子の名を汚さぬよう頑張りたい」と意気込んでいたが…。
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