ジャニーズ『NEWS』の加藤シゲアキが、小説『オルタネート』で直木賞にノミネートされた。同小説は『小説新潮』1月~9月号に連載されたものを書籍化。11月に発売されている。
「新潮社としても自社の連載を文芸春秋社の賞の候補にされるのはイタしカユしでしょう。新潮社と文芸春秋社は、出版界ではライバル同士。書籍なら新潮社は学術書も出し、格式が高い。でも文芸春秋社は芥川賞と直木賞という2大文学賞を主催。新潮社も宣伝にはなるでしょうが、同社の小説はあまり直木賞に選ばれない傾向があります」(文芸ライター)
直木賞は1月20日の発表。加藤の他に5作品が候補に挙がっている。
「直木賞を取れるかどうかはともかく、ノミネートされただけでも価値があります。経歴にも書けるんですよね」(同・ライター)
加藤は以前から、作家、小説家として名が通っていた。『ピンクとグレー』が処女作。45万部の大ヒットとなった。
「加藤は完全な単行本書き下ろしだけでなく、小説連載も書きます。文章がうまいか内容が面白いかは何とも言えませんが、書けば売れる。ジャニーズファンが大量に買ってくれるみたいです。だから出版社からすれば〝お宝〟です」(書籍編集者)
何はともあれ、今回のノミネートが加藤の評価を大きく上げたことは間違いない。
『NEWS』にいたら価値が落ちる!?
「小説家の肩書が〝ホンモノ〟になりますから、文化人枠のタレントとして活躍できる。仮に加藤が書いていなくても、結果オーライ。彼は〝小説家の先生〟です。ステータス爆上げです」(同・編集者)
加藤は去る11月、同じ『NEWS』のメンバー・小山慶一郎とともに新型コロナに感染。2人は事務所の〝合コン大好きコンビ〟で知られ、一般人との合コンで感染したのではないかと辛口サイトに書かれた。
「『NEWS』は手越祐也が抜け、旧メンバーだった山下智久や錦戸亮がいたころの9人から、今や3人だけという存続の危機。加藤としても、遊びにばかり誘う年上の小山とはそろそろ離れることを考えているみたいです。事務所も手越らと同様に、〝遊び人〟小山を追い出したがっています。加藤としても縁切り時でしょう」(ジャニーズライター)
そんな折、直木賞候補になったことで、加藤もエリを正す時期にきていると言えるだろう。
「タレントならともかく、人気の小説家が合コンに励んでいるなんてシャレにならない。自分の品性と自著の価値を落とすだけです」(同・ライター)
小山と縁を切って『NEWS』脱退もあり得るか…。
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