今週の大井競馬は、上半期を締めくくる重要な開催でもあり、2日連続で重賞レースが行われる。
まずは、南関東初の3歳限定スプリント重賞『第12回優駿スプリント』(6月28日・SⅡ)に注目したい。大井競馬では古馬の短距離路線が充実しているが、3歳の段階から短距離のスペシャリストを目指す若駒たちにとってはクラシックに匹敵するほど重要なレース。約1カ月前に同じ距離で行われた優駿スプリントトライアルとの関係性が強く、トライアル1着馬の成績は、過去10年で【3・4・0・2】と、好走が期待できる。
今年のトライアルは激しい先行争いを制した後、マイペースの逃げで最後まで後続に影を踏まさなかったティアラフォーカス(大井)が強い競馬を見せた。距離短縮し1200メートルに絞った途端に4連勝と適性もあり、ここでも期待ができる。
また、昨年の優駿スプリント勝ち馬ワールドリング(船橋)は、東京ダービー8着からの勝利。クラシック戦線でぱっとしなかった素質馬が、距離短縮で巻き返してくることもあるので、注意が必要だ。
大注目の頂上決戦『第45回帝王賞』
そして翌29日は、上半期のダートチャンピオンシップレース『第45回帝王賞』(JpnⅠ)が開催される。1995年に交流重賞となって以来、アブクマポーロ、メイセイオペラ、アジュディミツオー、フリオーソなど地方競馬の歴史に名を刻む名馬たちが勝ち馬に名を連ね、例年、短距離馬、中距離馬による距離体系を超えた一流馬たちの激しい戦いが繰り広げられている。
過去10年の3着以内馬の所属はJRA馬27頭、地方馬3頭でJRA馬が圧倒しており、地方馬はJpnⅠのタイトルを持つ馬でなければ太刀打ちできないが、昨年はノンコノユメ(大井)2着、ミューチャリー(船橋)4着と地方馬の健闘も見られ、決して侮ることはできない。夏の頂上決戦を制するのはどの馬か、注目したい。
また大井競馬の公式Twitterでは、JRAの春のGⅠ『宝塚記念』(26日)と上半期のダート王決定戦帝王賞をつなぐ、「宝塚記念×帝王賞コラボキャンペーン」を6月29日まで実施しているので、こちらも注目だ。
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