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『Dr.コトー診療所』16年ぶりの「続編」始動と柴咲コウの“懐事情”

柴咲コウ
柴咲コウ (C)週刊実話Web

吉岡秀隆主演のドラマ『Dr.コトー診療所』の続編が、劇場版として16年ぶりに復活。年末公開に向けて撮影が始まっていると、『週刊女性プライム』が報じている。

同作は、沖縄県八重山列島にあるとされる架空の島・志木那島(しきなじま)を主な舞台とする医療ドラマ。主人公のコトー役を吉岡、看護師の星野彩佳を柴咲コウが演じ、中島みゆきの主題歌や吉俣良の劇中音楽など、それまでの医療ドラマの視点とは異なる演出が話題になった。

ロケ地となっている与那国島では6月10日から映画の撮影がスタートしており、島民に「エキストラ募集」のチラシも配られているという。

ファンからは、早くも期待の声が上がっている。

《もう続編はないと思ってたからめちゃ嬉しい。楽しみです》

《キャストはできるだけ変えないでほしいなぁ。コロナの話とかもやりそうだな》

《マジか! 好きなドラマだったからめちゃくちゃ楽しみなんだけど!》

《柴咲コウも与那国島で撮影するんだろうか。現地の人がうらやましいな》

《メチャクチャ楽しみ!たけひろくんは同じ子で見たいけど無理かな?あの子の大きくなった姿見たい》

主演の吉岡より多忙

第1期の平均視聴率が19.0%、第2期は22.4%を記録した同作は、吉岡の代表作となった。特に第2期の初回視聴率は「木曜劇場」初回視聴率の歴代最高記録となり、最終回の視聴率も2006年の連続ドラマ最終回視聴率1位と大ヒット。早くから映画化の話も浮上していたという。

「いざ映画化となった際にネックとなったのは、主演の吉岡ではなく、柴咲のスケジュール調整だったそうです。どちらかと言えば、柴咲の方が多忙でしたからね」(芸能記者)

ここ数年、柴咲は女優業よりも実業家としてのビジネスに力を入れていたが…。

「柴咲がプロデュースするアパレルブランド『MES VACANCES(ミヴァコンス)』は、環境負荷を限りなくゼロにしたこだわりの素材で作られているため、ただのロゴ入りTシャツでも8000円以上します。庶民には、なかなか手が届かない高級品だったため、2021年末の決算では1億6718万円の赤字。この5年は毎年赤字で、累積額は4億円を超えています」(同・記者)

一時はビジネスに軸足を置いていた柴咲だが、再び女優業で金を稼がないといけない状況になっているという。

「最近、柴咲がドラマや映画に頻繁に出演しているのも、こうした裏事情があったからだとされています。今回の『Dr.コトー』復活も、柴咲の〝金欠〟の賜物なのかもしれません」(同・記者)

柴咲が頼りたいのは「診療所」ではなく、「金融機関」なのかもしれない。

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