『アンガールズ』の田中卓志が芸人生命の危機に瀕している。ゴールデン帯で初MCを務める冠番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)でパクリ疑惑が発覚し、芸人仲間から総スカン状態に陥っているのだ。
疑惑を掛けられているのは4年前に終了した同局の看板バラエティー番組『めちゃ×2イケてるッ!』内のコーナー企画「抜き打ちテスト」だ。
「構成が全く同じなんです。小学生や中学生レベルの試験を芸能人に受けさせ、一番出来が悪かった人を田中と副担任役『シソンヌ』の長谷川忍がツッコミを入れ、笑いものにする内容です。番組を視聴した瞬間、これはヒドいと二の句が継げなかった。『ナインティナイン』の岡村隆史や『極楽とんぼ』の加藤浩次、『よゐこ』の濱口優らから呆れられるのも理解できます」(放送作家)
週刊誌やネットなどでパクリ企画であることを指摘された田中は、まさに青天の霹靂だったようだ。あまりの騒動に、自身がDJを務めるネットラジオ『オールナイトニッポンPODCAST アンガールズのジャンピン』(ニッポン放送5月5日配信)で必死の弁解を試みていた。
根回し済みと認識…
「田中は新番組のスタッフに『元〝めちゃイケ〟のディレクターがいるから根回しやあいさつが済んでいると認識していた』と発言したんです。テレビ界ではコーナー企画を焼き直して新番組にするなんてことは、とてもじゃないが恥ずかしくてできません。そもそも、プライドが許さない。同じ局で放送されていたなら、なおさらのことです」(事情通)
さらに最悪だったのが、『めちゃイケ』の総合演出を務めていた片岡飛鳥氏やプロデューサーの明松功氏は、この3月にフジテレビが実施した早期退職希望者募集で退社していること。
「『めちゃイケ』の下っ端ディレクターがOKを出し、企画がGOになったというなら、フジテレビは間違いなく終わっています」(同)
何でも、フジテレビが制作会社に公募を掛けて集まる企画は他局で不採用になったものばかりだという。
「フジの制作費は今やテレビ東京以下とも言われている。『めちゃイケ』をパクったのも、企画が集まらないから」(テレビ局関係者)
〝パクリMC〟のレッテルを貼られた田中。もはや、〝ジャンガジャンガ〟のオチでは済まされない!?
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