伊勢崎オートの名物レースといえば、『GⅡ稲妻賞』。開催時期から、群馬特有の「雷雨」が多いことからネーミングされた開催だ。6月8日から始まっている5日間について展望したい。
まずは地元伊勢崎勢について。ここは、やはりエース・青山周平が引っ張る存在だろう。近況は愛車が思うように動かず、結果が伴わない時期もあったが、悲観するほどではない。地元に戻り、さまざまな整備によって、愛車を必ずや仕上げてくるだろう。
続くのは早川清太郎、髙橋貢。ともに近況はひと息な感は否めないが、開催時期を考慮すると、雨天での成績が抜群な髙橋は外せない。地元バンクの雨となれば、信頼度は抜群である。
せっかくなら湿った走路で見たい!
遠征組に目を向けると、荒尾聡、丹村飛竜、佐藤貴也、金子大輔、若井友和あたりが天候に左右されず信頼のおけるレーサー。その中でも荒尾、丹村は雨天での強みは抜群で、他を圧倒する技がある。この5日間とも雨天続きなら、ピンを並べる活躍を見せてくれそうだ。
伏兵陣では川口の青木治親を推奨したい。ハンデ的にも恵まれており、しかも雨の技は素晴らしい。イン1本の走行スタイルも伊勢崎バンクの特徴に合致する。路面状況には細心の注意を払いたい。
雨巧者が多くあっせんされている『GⅡ稲妻賞』。せっかくなら、湿った走路で見たい!
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