テレビ朝日の早河洋会長兼社長が、5月31日に都内で定例会見を行い、俳優の木村拓哉が主演する同局系連続ドラマ『未来への10カウント』が一部のメディアで「9話打ち切り」になると報じられた件について真っ向から否定した。
同作は、木村にとって初挑戦となる学園スポーツドラマ。生きる希望を失った主人公の桐沢祥吾(木村)が、母校のボクシング部のコーチになったことで熱い気持ちを取り戻す姿が描かれている。
初回は視聴率11.8%でスタート。第2話は10.5%、第3話は9.9%、第4話は9.6%、第5話は10.6%、第6話は11.1%、第7話は10.5%と推移していた。
「なんとか1ケタを脱し、制作サイドは胸をなでおろしているようだが、〝V字回復〟とまではいかなかった。もう最終回に向けて話が進んでしまっているので、これから視聴率を回復させるような要素も乏しい。あとはキムタクの番宣頼りになりそうです」(他局の関係者)
テレ朝会長は「トップレベルで評価」
そんな中、一部メディアが、当初は6月16日放送の第10話が最終回だったが、テレ朝が「最終回を1週間早める決断をした」と報じたのだ。さらに、別のニュースサイトが、この〝打ち切り報道〟を後追いするような記事を掲載。視聴者に〝キムタクブランド〟の崩壊を印象付けたのだが…。
「この2本の記事は、ひっそりと削除されてしまいました。そのかわりに、この2本の記事を打ち消すような記事はそのまま残るという不自然な展開に。所属するジャニーズ事務所が抗議するとは思えないので、テレ朝がジャニーズに忖度して抗議したのではないか」(芸能記者)
定例会見で早河会長は、「残り2週となった。各局のドラマが厳しい状況の中、トップレベルで評価しております。木村さんにとって学園スポーツものという新しい挑戦ですが、最終回に向けて盛り上がると思う」とフォロー。当該記事が既に削除されていることについて見解を聞かれると、「削除されていますから、記事が間違っていますから、それ自体にはコメントしません」と述べるにとどまった。
同作は、第3話をのぞいて第7話まですべて「拡大放送」という力の入れようだが、テレ朝の会長が評価するほどの結果を残せていないのも事実。ジャニーズとキムタクへの忖度で〝腫れ物〟扱いしているのがミエミエだ。
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