「口にこそ出しませんが、お互いを意識し合っているのは間違いありません」(芸能関係者)
11月30日からスタートした今期のNHK朝の連続テレビ小説『おちょやん』も、第3週(12月14日~)から、いよいよ杉咲花が本格的に出演。
「ドラマは、大正から昭和40年代まで関西を中心に活躍した女優・浪花千栄子をモデルにした人情劇ですが、幼少期を演じた子役の毎田暖乃の評判が良かったので、杉咲も気合いが入っています」(ドラマスタッフ)
杉咲にとって朝ドラは、2016年度前期の『とと姉ちゃん』で主人公の妹・美子を演じて以来、二度目だ。
「去年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』にも出演していました。NHKは、こういうキャスティングをするのが得意。〝出世魚〟みたいです。今回、杉咲の関西弁は〝巻き舌〟を含めて完璧と絶賛されています」(芸能ライター)
幼いころから子役として『梶浦花』の芸名で活動してきた杉咲は、16年、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、銭湯を営む宮沢りえの娘役を好演し、見事、『日本アカデミー賞最優秀助演女優賞』を受賞。
「演技力の高さも折り紙付きです。こういうところも〝NHK好み〟なのです。スキャンダルも起こしそうにありませんしね」(同・ライター)
同時期に同学年女優を競わせるNHKの意図
その杉咲とともにNHKが期待しているのが上白石萌音。2021年の大河ドラマ『晴天を衝け』で、渡辺大知演じる徳川13代将軍・家定の正室・篤君(天璋院)を演じる。
「篤君といえば、08年の大河『篤姫』では宮崎あおいが、18年の『西郷どん』では北川景子が演じた役どころです。NHKは同時期に同学年の杉咲と上白石をドラマに起用して競わせようとしているのです」(民放テレビ局関係者)
11年11月に、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』最終回でデビューを果たした上白石。
「当然、2人とも〝NHKの意図〟を十分理解した上で臨んでいるハズです。この〝ドラマバトル〟に勝利すれば、NHKからのオファーは途切れることはないでしょう。当分、〝食いっぱぐれる心配はない〟というわけです」(芸能関係者)
さあ、勝つのはどっち?
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