5月23日(日本時間)に行われた全仏オープン第2日に登場した女子シングルス世界ランキング38位の大坂なおみが、第27シードのアマンダ・アニシモバ(米国)にストレート負けを喫し、初戦敗退した。
試合後、6月27日から開催されるウィンブルドン選手権について聞かれた大坂は、「ポイントがなければエキシビションと同じでしょう? まだ決めていないけれど、現状では行かない方向に傾きつつある。実際は、エキシビションじゃないと分かっているけれど、頭がそう捉えてしまう」と、欠場を示唆している。
「今年のウィンブルドンは、ウクライナ侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手の出場拒否を表明。これに対し、国際テニス連盟は『公平性を欠く』として、ウィンブルドンでは世界ランキングのポイントを付与しないことを今月20日に発表していたんです。大坂は、それなら出場しても意味がないと考えているようですね」(スポーツライター)
「複数の企業とスポンサー契約してるのに」
この大坂の発言に、ネット上では厳しい意見が殺到している。
《いいご身分だな~。こいつをスポンサードしている会社はどう思ってるんだろうな》
《いくらポイント関係ないからって欠場はないだろ~。ファンのことまったくなんにも考えてないし》
《そのまま引退してください。もう誰もあなたには期待してないですよw》
《ポイントが入らずモチベーションが上がらないのは分かるけど、なんだかなぁ。大坂は複数の企業とスポンサー契約してるのにそんなこと言っていいのか?》
《最近やる気ないよね。どうせ出てもすぐに負けるんだし、どうでもいいわ》
《大坂さんのおかげでテニス興味なくなりました。どうもありがとうございました》
確かに、今年のウィンブルドンは選手やメディア関係者の間で〝ポイントの付かない豪華なエキシビション〟と揶揄されている。大坂のモチベーションが上がらないのも理解できるが…。
「現在の大坂は、全盛期に比べて身体のキレがなく、肩周りや腕周りを見ても一流のアスリートとはいえない状態です。勝っている選手が欠場示唆するなら誰も文句は言えませんが、全仏で初戦敗退した大坂のコメントとしては、少し印象が悪かったかもしれませんね」(前出・スポーツライター)
昨年、うつ病を告白した大坂には無理も言えないが、プレー中や会見の態度などにも影響が出たため、アンチも多い。1日も早い回復を願うしかない。
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