『SGボートレースオールスター』が、いよいよ5月24日よりボートレース宮島で開幕する。
この6日間について、2週にわたって展望していきたい。今週は地元広島支部について。
西島義則、前本泰和、辻栄蔵、上平真二、山口剛、大上卓人、村松修二、實森美祐の8人が、地元から出場予定。4月9日に行われた地元宮島の周年記念では、船岡洋一郎がGⅠ初V。そして4月下旬に行われたPGⅠマスターズチャンピオンでは、上平真二がGⅠ初制覇を成し遂げた。広島支部全体の雰囲気もよい中で、このSGを迎えることになる。
古豪の復活を期待しているファンは多い
中でも本命は、辻と前本だろう。辻は昨年11月のSGチャレンジCで優勝。今年はここまでやや低空飛行だが、地元SGとなれば話は別だ。
また、前本も昨年はSGグランドチャンピオン制覇の実績。「地元エース格」として、大きな期待を集めるのは言うまでもない。
さらに、妥協ない前づけからレースメイクをする西島も侮れない。今年1月にはおよそ2年ぶりの優勝を飾った。最近は、めっきりSGの出場が減っているが、オールスターは3年連続で出場権を得た。昨年は準優止まりだったが、古豪の復活を期待しているファンは多い。
次週は、外来勢の有力どころについて紹介する。