5月8日のプロ野球は〝母の日〟を祝した『NPBマザーズデー2022』が開催され、選手のみならず審判団もピンク一色となった。
この日、選手はリストバンドやバットなど思い思いのピンク色の用具を装着。また、審判団もピンク色の帽子やマスク、ボール袋を装着し、球場全体が華やかな雰囲気に包まれた。
ファンからは、《ピンクのバットかわいい》《球場がピンクだらけで面白かった》《審判までピンクなのはワロタ》などといった声が寄せられていた。
しかし一方で、ネット上では異論を唱える声も少なくない。
《ピッチャーが投げにくそうに見える》
《母のいない子、特に事故や災害で失った子はどう思うのだろう。ここまで前面に出されるとちょっと引くな》
《いつからこんなピンクまみれになったんだろう。父の日は何もしないよね?》
《そもそもフェミ層は何でこういうときに声を上げないんだろ》
《フェミは〝母の日=女性=ピンク〟こういうのには噛み付かんのやなw》
「やり過ぎ」という声も上がって…
「母の日にピンクを取り入れたのは、乳がんのピンクリボン運動がもとになっているといわれています。この日はアメリカも同じ母の日で、エンゼルスの大谷翔平選手もピンク色のバット、同色のラインの入ったスパイク、胸部分にピンク色のリボンが付けられたユニホームで出場し、ファンを沸かせました。一方で、審判団もピンクの帽子やマスクを装着していたことで、『やり過ぎ』という声が上がっているのも事実ですね」(スポーツライター)
実際、巨人×ヤクルト戦で決勝打を放ったヤクルトの山崎晃大朗選手は、試合後のヒーローインタビューで母の日であることを告げられると、「普段身に着けない色、アームウォーマーとかベンチに居るときは身に着けてたんですけど、視界に入るのが気持ち悪いなと思ったんで、途中で外しました」とバッサリ。ネット上で物議を醸している。
山崎は日本大学野球部の出身。日大の〝スクールカラー〟といえばピンクなので、もしかしたら、母の日というよりも、大学時代に何らかのトラウマがあったりして!?