「確かに、辻ちゃん(辻希美)も凄いですけど、結局、『ハロプロ系』(ハロープロジェクト・モーニング娘。)で成功したのは、『ごまっとう』の3人ではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
『ごまっとう』とは、後藤真希、松浦亜弥、藤本美貴の3人組ユニットのこと。
「2002年にユニットが結成され、一世を風靡しました。今は3人とも〝おかあさん〟。とはいえ、皆、アラフォー熟女で女盛り。ファンは、ずっと〝スタンディング〟したままです」(芸能ライター・小松立志氏)
4月18日から全国放映されている『ネスカフェ エクセラ』の新CMに出演しているのは、〝あやや〟の愛称で人気を博した松浦亜弥だ。
「彼女のテレビCM出演は、実に11年半ぶり。〝はずむ気持ち・ホットコーヒー編〟と〝アイスコーヒー編〟の各15秒バージョンと30秒バージョンの計4種類に出ています」(大手広告代理店関係者)
CMでは、松浦がエクセラを飲んで、気持ちがはずんでいる様子を、松浦の影が踊り出す形で表現している。
「松浦と同じく日々の生活の中で、さまざまな役割をこなしている同世代の女性たちをはじめ、毎日頑張っているすべての人たちにエールを送る内容になっています」(同・関係者)
撮影に臨んだ際の心境について松浦は、「私自身、日々の生活の中で意識していることでしたので、そんな私でも、映像を通して皆様にそのメッセージを伝えることができるのであればと、何年ぶりでしょうか? とても久しぶりではありましたが、とにかく楽しもうと撮影に挑みました」と話している。
CMは本人が歌うオリジナルソング
今回のCM起用についてネスレ日本は、「『ネスカフェ エクセラ』の新コンセプトに深く共感していただきました。いつも前向きで、人々に元気を与えてきた存在で、現在は妻としても母としても忙しい毎日をすごされている松浦亜弥さんを、新テレビCMに起用しました」とメディアに説明している。
「CMを見た子供たちからは、〝ママ、かわいいね〟と言われたそうです。またCMソングも本人が歌っているオリジナルですが、収録の際、彼女の生の歌声を聴いて、スタッフが感動の涙を流すシーンもあったそうです」(CM関係者)
もちろん、視聴者の反応も大きく、「アイドル時代の面影を残しつつ、大人の女性の印象」「昔と変わらない、あやや。いや、色っぽくなった」など、大絶賛の声が相次いでいる。
「やはり、〝久しぶり〟というのが逆に新鮮でインパクトがあったと思います。それに、全身から〝艶熟女のニオい〟を芳香しているようで、後ろから抱きしめたい衝動に駆られてしまいました」(夕刊紙記者)
松浦は13年8月、男性ダンス&ボーカルユニット『w-inds.』(ウィンズ)の橘慶太と結婚。14年12月、18年7月、そして20年12月に出産。現在、3児の母でもある。
「アイドル時代は歌もダンスも〝キレのよさ〟で売っていた。結婚してもその〝キレのよさ〟は変わらず、今でも夫婦仲はラブラブのようです」(芸能関係者)
“相性のよさ”で夫婦仲は良好
松浦も6月には36歳。〝年女〟ということもあってCM出演に踏み切ったのかもしれない。
「CMだけではありません。〝グラビア特撮〟を狙う動きがあります。いきなりフルオープンは無理筋ですが、肩や背中から始めれば、道は開いていくんじゃないでしょうか」(芸能リポーター)
〝ミキティ〟こと藤本美貴も3児の母だ。
「やはり、〝負けたくない〟というライバル心が働くのでしょうか。女心は複雑です」(アイドル誌ライター)
お笑いコンビ『品川庄司』の庄司智春と09年に結婚した藤本。
「『モー娘。』脱退の理由は、庄司との恋愛が原因でした。写真誌にスクープされたのですから仕方ありません」(ワイドショー芸能デスク)
今でも夫婦仲は至って良好。その主たる要因は〝相性のよさ〟だともっぱらだ。
「庄司は毎日のトレーニングを欠かさない、自他ともに認める〝筋肉オタク〟。そんな夫とラブラブであれば、今後、〝4人目〟ということも十分考えられます」(芸能記者)
現在、自身のSNSやYouTubeチャンネル『ハロー! ミキティ』などで、家族と過ごす日常の様子もたびたび公開している彼女。
「本当は、CMやバラエティーなどにも本格的に進出したいのですが、ママタレ業界の競争は激しく厳しい。負けん気の強い子ですから、ライバルに先んじて〝全部見せてやる〟と言い出すかもしれません。それにもし、夫の庄司が絡むようなことになったら、ほとんど艶動画。ま、それはそれで、話題にはなると思いますが…」(同・記者)
“4番バッター”のゴマキ
15年2月、一般人と結婚した〝ゴマキ〟こと後藤真希も2児の母だが、芸能人としての歴史は1999年に始まった。
「『モー娘。』の追加オーディションを受け、1万1000人の中から〝ただ1人〟選ばれて加入したんです。その際、仕掛人のつんく♂は『10年に1人の逸材』と、ホメちぎりました」(前出・小松氏)
加入直後にリリースされた『LOVEマシーン』でいきなり〝センター〟の位置を獲得。この曲は195万枚も売れ、グループ初のミリオンセラーとなった。
「いろいろなメンバーがいましたが、『モー娘。』の〝4番バッター〟は間違いなくゴマキでした」(前出のアイドル誌ライター)
02年9月、同グループを卒業。冒頭の『ごまっとう』を経て、04年には、安倍なつみ、松浦亜弥とのユニット『後浦なつみ』を結成した。
「いつもユニットの中心にはゴマキがいました。NHK大河ドラマ『義経』(05年)にも出演しましたし、文字通り、〝ゴマキの天下〟でした」(テレビ局関係者)
しかし、その後は二度三度と不祥事に見舞われ辛酸をなめたこともあったが、昨年、見事によみがえった。
「11月に約10年ぶりとなる写真集『ramus』を発売しました。完璧なナイスバディを披露したのです。今でも〝E級〟以上はあると見ました」(前出・小松氏)
そして、年末には有観客公演を開催。その艶やかバディと圧巻のダンスパフォーマンスでファンをフルい立たたせた。
「すでに〝限界突破〟のカットを含む写真集の構想が進んでいて、早ければ、この夏にも出版されるということです」(同・関係者)
できれば、〝ごまっとう艶対決〟が実現してほしいものだ。