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田中美佐子 映画で大胆艶技「これからも必要なら脱いでいきます」【週刊実話お宝記事発掘】

田中美佐子
田中美佐子 (C)週刊実話Web

時代を彩るピチピチギャルの発掘は『週刊実話』のお家芸だ。今回は1982年の夏に注目を浴びていた3人をピックアップ。ナウなヤングのハートを直撃したフレッシュなお色気スターの意外な“素顔”にズームイン!

●昭和57年8月5日号掲載『今夏人気急上昇!フレッシュ色気スターの意外な素顔』(3)年齢・肩書等は当時のまま

「とにかく映画は初めてで、無我夢中でした。気がついたら終わってた、そんな気持ちでした。セリフ一つにしても、どうやっていいのかわからないのに、監督さんは“わからないままやれ”でした。山崎努さんとのベッドシーンは、もう覚悟を決めていたから、撮影中は気になりませんでしたが、スチール撮りだとか、撮影が終った瞬間は、死ぬほど恥ずかしくなったこともあります」

「わからない、わからないで終わってしまいましたが、映画を観て、やっと監督の描きたかったことがわかったような気がしたの。『ダイヤモンドは傷つかない』に出られて本当によかったと、ようやく思えるようになりました」

田中美佐子が披露したヌードは、身長一六二センチ、バスト八二センチ、ウエスト五七センチ、ヒップ八六センチ。スリムな体で、バストは形のよい三角形。頂上はピンと上を向いている。

「中年男性との恋愛? 経験がないからわからない。でも、そんな関係って、絶対に対等な気持ちじゃ付き合えないと思う。どちらかが一歩下がるっていうか…」

本人はそういうが、相手役をつとめた山崎努は、

「とても、芸熱心なコですね。ヒップから脚にかけて、ピチピチしていて、すばらしい肌の持ち主ですね。きっと大物になると思いますよ」

「恋人は二匹のネコ」

『ダイヤモンドは傷つかない』(藤田敏八監督)で、山崎努の演じる中年予備校講師を相手に、一歩もひけをとらぬ新鮮な演技ぶりで、映画デビューを飾った田中美佐子。丸顔で、長いきれいな髪が印象的な二十二歳だ。

田中が服を急いで脱ぎ、素っ裸になって、山崎に抱きつく。瞳を閉じつつ積極的に迫り、大胆に中年男にのめり込んでいく初体験シーン。彼女自身の初体験については、イエスともノーともいわず、回答を拒否。「いま、恋人は、ポチとコロという二匹のネコ」と笑う。

NHK朝のドラマ『本日も晴天なり』で、主人公の原日出子の義妹・陽子役で、一躍アイドルになり、『ダイヤモンドは傷つかない』では、思い切りよく脱いだ。「これからも必要なら脱いでいきます」と、ご本人も大変な気の入れようだ。

『ダイヤモンドは傷つかない』は、現代に生きる若い女性の感性と、その性を鮮やかに描いたもの。

「彼女は、あんな演技をしているけど絶対バージンだと思う」といいきる大学生ファンもいるが、中年男性は、こうみる。

「彼女は二十二歳。彼女の魅力は、なんといっても初々しさ。フレッシュさがあっていいねェ」

どんどん人気のでるタレントである。

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