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松田聖子へのファンレター『ボクのXXX送りますから…』仙台市の18歳【週刊実話お宝記事発掘】

松田聖子
松田聖子 (C)週刊実話Web

現代では、〝推し〟の芸能人のSNSに直接、思いを書き込むことができるが、ネットもスマホもない時代には、「ファンレター」を送ることが唯一の手段だった。中には、とんでもない文面を送りつける輩もいて…。

●昭和57年4月1日号掲載『モーレツ!!ファンレターの中身公開』(1)年齢・肩書等は当時のまま

ブリッ子アイドル・聖子のもとに寄せられる激白は年々、そのものズバリ型が多くなってきた。この三月十日、十代におさらばして二十歳になり、女の色気もだいぶ出てきたからでもあろうか。仙台市の十八歳の男の子からの一通。

「聖子、今日はすばらしいものをキミに送る。これはボク自身の実物大の魚拓ならぬXXX拓だ。どうだ、こんなにすばらしいものをいままで贈られたことはないだろ。

ボクの父が釣りが好きなので、よく魚拓を作るんだ。それを見て、ボクもマネてみたんだ。聖子の写真を前に置いて、思いっきりボウチョウしたのをとったんだ。大事にしてほしい」

東京の大学に進むことになったという少年の暴走は止まらない。

「聖子と同じ空の下に住むのだ。そのうち下宿も決まって、一段落したら聖子のところを訪ねて行く。仙台の福田と名乗ったら、聖子の下着をボクに一枚ください。ボクは聖子のパンティ、聖子はボクのXXX拓を宝物にして、お互い、自分で慰めるとき利用し合うんだ。見ればわかるように、ボクのは大きいから、聖子はびっくりするかも知れない。でも慣れるとどうってことはない。みんな、それなりにツボに入るそうだ。聖子、ボクの聖子、絶対に他人に見せないようにしてね。聖子とボク、二人だけの秘密を守ろうじゃないか」

女性ファンからも「アンタを目ざめさせてあげる」

聖子には女性ファンも多い。これは、大阪はミナミの一女性ファンからのもの。

「今度でお手紙さし上げるの五度目よ。聖子ちゃん、わたしの気持ち、わかっていただけたでしょうか。聖子ちゃん、アンタ、ハタチになられましたが、まだ女の子のヨロコビを知らないでしょ。これは、聖子ちゃんの顔、胸、脚を見ればすぐわかるわよ。

聖子ちゃんは、すごい人気歌手なんだから、男性とナニするのは大変だと思うわ。その点、わたしのように女同士なら、誰にも怪しまれる心配ないわ。聖子ちゃん、わたしが、きっとアンタを目ざめさせてあげる。それも、いままで一度も味わったことのない天国へのすばらしい目ざめを…。ねえ、わたしの愛する聖子ちゃん、お返事きっとくださいね。わたし、どんなことをしても、聖子ちゃんのもとへ飛んで行くからね。念のため、電話番号も書いておきます。お電話は、昼はダメ。夜の七時以降ならいつでも待ってます。ミナミの美恵子より」

聖子が“性子”になる日は、どうやらまだ先のようである。

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