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アートととしての“縛り”について〜マリア友『マル秘ぶっちゃけトーク』最終回

マリア友
マリア友 (C)週刊実話Web

やっほ~! マリアだよ! ちょっとアブナイ話からグラビアのお仕事の裏話まで、いろいろ綴ってきたこのコーナーも、なんと今回で最終回です!

そこで、とっておきのネタを最後にぶつけます。ズバリ〝縛り〟について。LOVEにおけるウチから皆さんへのメッセージは、これまでも『ハイジニーナ(無毛)のすすめ』とか『尻をペチペチするな』など、いろいろあったんだけど。

ノーマルではないという先入観からか、他人にいちばん理解されにくい話題の代表格が、この〝縛り〟なんだよね。

実はウチ、以前からずっと〝縛り〟に注目していて(笑)。

世のオジサマたちは〝縛り〟と聞くと、すぐに故・団鬼六さんの官能小説とか「縄責め」とかを思い出すかもだけど、今の若いコたちは団鬼六さんをあまり知らないし、そういうのとはちょっと違うの。

サディズムとマゾヒズムの世界、いわゆる「SM」的な角度からそれらを感じる〝縛り〟も否定はしないけど、実はここ数年、アートとして世界的にスポットを浴びているジャンルでもあるんだよね。

海外では〝縛り〟だけじゃなく、日本的な縄を使ったアート全般を『ジャパニーズ・ボンテージ』とか『KINBAKU(緊縛)』『SHIBARI(縛り)』なんて呼んでいて、一部の人にすごく人気なんだ。

作品としての世界観

例えば、緊縛師・ロープアーティストのHajime Kinoko(はじめきのこ)さん。彼は日本を代表する縄のスペシャリストとして、ニューヨーク、パリ、ロンドンなど海外でも活躍している方。女性の体をロープで縛る作品がメインなんだけど、空間全体を広く使っていて、まさにアートと呼ぶにふさわしいの。

海外勢では、オーストラリア人アーティストのガース・ナイトさんは、女性を縄で吊し上げる日本の伝統的な「緊縛」の世界に魅せられたんだって。

こういう縄を使った「緊縛」の世界は、実は男性だけでなく、むしろ女性ファンのほうが多いくらいで。「一度、自分も縛られてみたい」って思う人がいるとか。それ、ウチも分かる。

なんでも、体を縛られると「縄酔い」というのがあるらしくて、恍惚とした気分になるらしいんだけど…。縛るのにも技術があって、誰でも簡単にできるものではないのが難だよね。だから、ウチは縛り方もこっそり学びたいぐらい、ずっと興味津々なんだ。

実際に縛られなくても、最新の現代アートとしても鑑賞して楽しめるから、皆さんも〝縛り〟の世界に入門してみない?

それでは、マリアでした~! じゃあねー!

まりあ・ゆう
1994年1月20日生まれ。身長173センチ。スパニッシュフィリピンと日本のハーフ。モデル。テレビ朝日系列で放送されているバラエティー番組『ノブナカなんなん?』で〝可愛すぎるウーバーガール〟として取り沙汰され、一躍話題の人に。マリア友プロデュース、男性用下着『MESMERIZE』絶賛発売中&YouTubeチャンネル『マリア友チャンネル』絶賛配信中!

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