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ガーシーに4000万円をポンと貸し付けた“スポンサー”の正体

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暴露系ユーチューバーのガーシーこと東谷義和氏に、新たな〝援軍〟が現れた。4月21日の夜、初のコラボ生配信を行ったお相手が、その人物。「東京美容外科」の統括院長・麻生泰氏だ。

「ドクターA」の名前で、自身もユーチューバーとして活動する麻生氏からコラボの申し出があったそうで、これに東谷氏は〝条件〟を提示したという。

「4000万円を肩代わりしていただけませんか。そのうえでYouTube収益が手もとに入ってきたらその中から弁済させていただきます」

東谷氏は、「BTSのメンバーに会わせる」という詐欺まがい行為に手を染め、複数の被害者がいることを自ら告白している。

「すでに、被害者との間の窓口になる弁護士に依頼済みで、返済の手順も決定。動画で被害者たちに返済方法まで公開しています。そもそも、YouTubeチャンネルを開設した当初から、収益は被害者たちの弁済に充てることを明言していましたからね。それを一刻も早く実現するため、麻生氏にいったん肩代わりしてくれと依頼したようです」(芸能記者)

視聴者100万人の宣伝効果

これを麻生氏が快諾し、初のコラボが実現したというのだ。

「ガーシーには100万人の視聴者がついていますからね。ヘタなテレビCMより宣伝効果が高いと踏んだのでしょう。今、ガーシーは〝夜の街〟で話題を独占しています。キャバ嬢などにも視聴者が多いので、いい目のつけどころだと思います」(広告代理店関係者)

東谷氏には、『NHK受信料を支払わない国民を守る党』の立花孝志党首という〝支援者〟もいる。東谷氏に暴露された有名人たちの中には、事実であれば違法行為にあたることをやっていた人物もいるため、そうした輩が公共の電波を使ってカネを稼ぐことは許し難いという理屈だ。

「立花党首は、あくまでもガーシーの暴露は真偽不明だが、もし事実なら大問題だというスタンスで、政見放送などでもガーシーのYouTubeチャンネルを宣伝。綾野剛の事務所から『警告書』が届いた途端、逆に訴訟を起こすなど、過激な手段もいとわない。こうした〝言論面〟でのバックアップに加え、大口のスポンサーまで現れたわけですから、ガーシーの暴露リストに掲載されている芸能人たちにとってはやっかいな話になってきましたね」(前出・芸能記者)

とはいえ、東谷氏の「巨額借金問題」なども報じられ、直接的に法的措置を取るために、芸能関係者は血眼になって東谷氏の居場所を探っている。

「つい先日、一度は潜伏先を割られて、急きょ引っ越しをしたことを明かしています。どこまで逃げ切り、詐欺の被害者に弁済できるのか、時間の勝負になってくるでしょう」(同・記者)

これまでは、チャンネル登録者を増やすために〝出し惜しみ〟しているとも言われていたが、暴露が一気に加速する恐れもありそうだ。

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