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反ワクチン団体「神真都Q」リーダーは俳優・岡崎二朗の息子!過去にも殺人未遂の逮捕歴

岡崎二朗
岡崎二朗 (C)週刊実話Web

反ワクチン団体「神真都(やまと)Q」のリーダー、倉岡宏行容疑者(43)が4月20日、建造物侵入の疑いで警視庁公安部に逮捕された。

「神真都Qは、新型コロナウイルスは存在しないと主張し、ワクチンやマスクを否定。今月7日には、同団体のメンバー4人が子どもの接種会場になっていた東京・渋谷区の小児科クリニック内に押し掛け、現行犯逮捕されていました」(社会部記者)

倉岡容疑者の父親は、日活俳優としてデビューし、Vシネマなどでも活躍した俳優の岡崎二朗。倉岡容疑者自身も、「岡崎礼」の芸名で俳優として活動していた時期があり、父親同様、ヤクザもののVシネマなどに出演していた。

「存在感のある、なかなかいい役者でしたが、2007年に所属事務所の映像プロデューサーを刃物で刺し、殺人未遂容疑で逮捕されています」(芸能記者)

今回の逮捕を受け、父親の岡崎二朗も謝罪のコメントを発表している。

「この度は、私の息子が皆様に大変なご迷惑をお掛けし大変申し訳ございませんでした。本人には、法律によって厳罰に処され罪を償い、今回ご迷惑をお掛けした皆様にも償いをし、1日も早く更生し社会のお役に立てるような人間になって欲しいと願っております」

美輪明宏の甥もメンバー

また、新興宗教やカルト集団に詳しいジャーナリストの藤倉善郎氏が『日刊ゲンダイ』でスクープした記事によると、神真都Qには他にも有名人が所属しているという。

「藤倉氏は、美輪明宏の甥でプロレスラーの中野道明や、元グラドルの小出広美さんなどもメンバーだと指摘しています。中野の妻は、渋谷のクリニック襲撃事件で逮捕されたメンバーの1人で、この逮捕に激怒した中野は、自身のインスタグラムに《日本刀持って クソどもを今から ぶった斬りに行くわ》などとつづっていたそうです」(前出・芸能記者)

神真都Qは、米国の陰謀論者の集団「Qアノン」の影響を強く受けているとみられ、活動が過激化する一方だった。

「警視庁は、神真都Qがオウム真理教のようなテロ集団に発展しかねないと警戒していました。今回の倉岡容疑者らの逮捕は、これ以上、過激な活動に走らせないために〝芽を摘む〟目的があったものとみられます」(前出・社会部記者)

建造物侵入程度の逮捕で、彼らの〝暴走〟を止めるには至らないと思うが…。

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