社会

日本医師会・中川会長の“マスク解除はない”発言に大ブーイング!世界の流れに逆行…

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聴診器 (C)週刊実話Web

再び感染拡大している新型コロナウイルスの対応について、日本医師会の中川俊男会長が4月20日の会見で、「ウィズコロナの状態でマスクを外す時期は日本において来ないと思っている」と発言し、物議を醸している。

北欧スウェーデンでは、1日に新型コロナウイルスは「社会に脅威を与えるウイルス」との位置付けから外され、事実上の〝コロナ終息宣言〟が出されている。

また、他の国でもすでにマスクをしない生活が日常となっており、世界の流れに逆行する中川会長の発言に、疑問の声が上がっているのだ。

「銀座で寿司デートしてたくせに」

ネット上でも批判が殺到。

《この人の言葉には学術的信頼性がまったくない。そもそもこの人、ウイルス学が専門じゃないでしょ。我々が聞きたいのは素人ではなく専門家の見解だ》

《これ医師会としての見解なんですかね? 非日常で失われる損失を過小評価しないでほしいです》

《子どものマスク着用による弊害が出ています。これから夏を迎えるのにいい加減にしてほしい》

《アメリカに住んでいますがほとんどの人がマスクをしていません。ほぼコロナ禍前と同じです。一体、日本はいつまでマスクをし続けなければならないのですか?》

《緊急事態宣言下で銀座で寿司デートしてたくせに、よくもまあこんなことが言えますね。ずっと「懸念」していてください》

正確には、中川会長は「マスクを外すのは新型コロナウイルスが終息したときだ。感染の流れ、疫学的な調査を見て、終息が分かった時点で初めてマスクを外していいんだと思う」と発言しているのだが、「マスクを外す時期は日本において来ない」という部分がクローズアップされ、批判につながっているようだ。

「最近では、マスクをすることで酸素不足になる子どもの問題も指摘されており、一部の医師からは『7月にはマスクを外そう』という声も上がっています。こうした流れに期待していた人たちにとっては、中川会長の発言は〝無期懲役〟を宣告されたように聞こえたのかもしれませんね」(医療ジャーナリスト)

気象庁の3カ月予報では、今年の5月から7月にかけては全国的に気温が高くなる傾向で、5月は季節外れの暑さの日が多く、熱中症に注意が必要だという。

そろそろマスクを外したいと思っている人も、決して少なくない。何かしらスウェーデンに学ぶ教訓もあるはずだ。

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