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灼熱の火花散る!『オートレース』情報~川口「SGオールスターオートレース」展望【後編】

『オートレース』情報
『オートレース』情報 (C)週刊実話Web

先週に引き続き、4月26日に開幕する『SGオールスターオートレース』について。今週は遠征有力選手の動向などを紹介したい。

正直、現状では地元勢に比べ遠征陣が断然優位の情勢だ。青山周平、鈴木圭一郎の現オート界2強がガッチリ地位を固めているからだ。特にS1の青山には、スランプらしい兆候は一切見られない。先の地元伊勢崎普通開催でも、さすがの走りでV。大一番に向け、順調な仕上がり状態であるのは間違いない。

そして、鈴木も多少、展開に左右される傾向があるものの、過激なスピードに陰りは見られない。

ただ、舞台は初夏のデイレース。最終レースは多少、温度は下がるものの、勝ち上がりのプロセスは必ず熱走路を克服しなければならない。2強にとって、足かせがあるとすれば、この路面状況という要素だろう。

2強を脅かす存在は…

2強を脅かすのは荒尾聡。今や3強と言ってもいいくらい青山、鈴木と互角に渡り合っている。近況の気配も上々で、路面状況を問わないのも強み。オールスターは過去に三度の優勝実績があり、今回も必ずや優勝戦線に絡んでくる。

そして「近況」を重視すると、丹村飛竜を忘れてはいけない。今年は地元山陽ミッドナイトでピンラッシュ。表彰記録の10連勝を達成し、その後も1着を並べている。川口との相性も悪くないだけに、初日の折り合い次第では一気に優勝戦線に割り込んでくる可能性がある。

他にも強豪が目白押しで、地元勢にとっては楽な戦いではなさそうだ。

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