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木村拓哉『未来への10カウント』視聴率稼ぎの起爆剤に“あの大物ゲスト”投入か?

(画像)Krakenimages.com / shutterstock

俳優の木村拓哉が主演するドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)の第2回が4月21日に放送される。


妻を亡くして生きる希望をなくした主人公という役に挑んでいる木村は、「ここまで物語のスタート時点で腐っている人間は演じたことがなかった」とコメントしていたが、蓋を開けてみれば「やっぱりキムタク」の声が上がっている。

例えば、ピザの宅配バイトをしている主人公が、代金の支払いを拒否した不良たちに絡まれるシーン。

「生きる希望をなくしたダメ男なら、ボコボコにされてもおかしくないんですが、主人公はボクシングのテクニックで不良たちをあっという間に黙らせてしまう。ここまでは台本通りで問題ありませんが、不良たちに支払いを迫ってにじり寄るところで、キムタクの目がギラギラだったんです(笑)。ここは、死んだ目のままの方が怖さ倍増だと思いますが、生まれながらのヒーローは、どうしても目力が強い。他のシーンでも、なんとか死んだ目をしようとしていましたが、かつてのトップアイドルのオーラは消せず、逆に不自然に映ってしまうことが気になりましたね」(放送担当記者)

初回視聴率で現場は“緊急事態”

初回で、早くもダメ男から覚醒してしまったキムタク。そのヒーローっぷりは、ジャニーズの後輩に対してもビンビンだ。

「16日深夜に放送されたメイキングの特別番組では、ボクシング部の部長役を演じるKing&Princeの高橋海人と公開スパーリングを演じるシーンで、遠慮がちな高橋に、木村が『本当に打ってきて』と促す一幕も。イケてるキムタクの姿が、これでもかと収められてましたね」(同・記者)

しかし、初回の世帯平均視聴率は11.8%止まり。2020年に同局で放送された木村の主演ドラマ『BG~身辺警護人~』第2章の初回視聴率が17.0%だったことを考えると、木村人気の陰りは否めない。

他局のドラマスタッフが声をひそめる。

「初回の数字を見て、現場は〝緊急事態〟と捉えているようです。テレ朝さんは、スタート前から木村さんを番宣に駆り出していましたが、さらに多くのバラエティーなどに出せるかどうか検討に入ったそうですよ」

今のご時世、2桁超えなら十分な視聴率に思えるが、天下のキムタクに恥をかかせるわけにはいかないのだろう。

「これまでの木村さんの役柄は、総理大臣に検察官、パイロットやレーサーなど、華やかなものが多かった。普通の職業でも美容師やシェフといった女性ウケしそうな役柄で、スポーツものという枠ではアイスホッケーの選手という変わり種もありましたが、そもそも女性ファンはボクシングに興味がない。今回ばかりは女性の視聴者がついていけないんじゃないですかね」(同・スタッフ)

このため、テレ朝は「大物ゲストの投入」も検討しているという。思い切って元SMAPのメンバーでも呼べば、視聴率がハネ上がるはずだが…。

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