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わくわく『地方競馬』情報~第47回あやめ賞/第33回東京スプリント

『地方競馬』情報
『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

先日、ここでお伝えした佐賀競馬50周年記念イベントについての続報が入ってきた。佐賀競馬場が、佐賀市内から現在地(鳥栖市)へ移転して、今年が50周年の記念の年となる。

記念すべき50周年のキャッチコピーは、素朴であたたかいおもてなし、名付けて『うまてなし』。そして、イメージキャラクターに人気お笑い芸人の『おいでやすこが』が就任。新ファンファーレと入場曲も誕生し、メモリアルイヤーを盛り上げる。豪華な来場者プレゼントなども開催ごとに実施される予定なので、ぜひ佐賀競馬場に足を運んでみたい。

さて、毎年この季節の岩手・水沢競馬場の風物詩と言えば、走路向こう正面の桜並木だろう。北上川堤防の150本を超える桜並木が満開になる風景には圧倒され、また咲き誇る桜と駆け抜ける馬の姿が重なるシーンには感動さえ覚えてしまう。

昨年に引き続き、桜並木の一般開放は、コロナ感染症拡大防止のため中止となったが、競馬場のスタンドやインターネットのライブ中継でも、その美しさは十分堪能できる。競馬ファンなら一度は見ておきたい。

中央勢との力量差が確実に縮まっている!

そんな水沢競馬で、4月17日に開催されるのが、『第47回あやめ賞』(M2・1400メートル)だ。岩手3歳牝馬クラシックの第1戦『留守杯日高賞』のトライアル競走で、上位3頭に優先出走権が与えられる。

クラシック戦線、そしてこの先を占う上で見逃せない一戦。ピンク色に染まる桜並木をバックにしたコースを、一気に駆け抜けていくのはどの牝馬か注目だ。

そして、4月20日に大井競馬場で開催されるのが、『第33回東京スプリント』(JpnⅢ)だ。秋の東京盃と並ぶ1200メートルの交流重賞。過去10年の成績を見ると、中央勢8勝に対し、地方勢2勝。2015年~17年までは中央勢が1~4着までを独占していたが、その後、昨年まで4年連続で南関東勢が連対を果たしており、中央勢との力量差が確実に縮まっていることを感じさせる。

スタートから3コーナーまでの長い直線、そしてゴールまでの直線も長い外回りコース。スピードに乗って春の夜を制するのは、どの馬か。瞬きをせずに見届けよう!

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