映画監督の榊英雄氏から始まった一連の女優に対する性加害報道。俳優の木下ほうかや国際的にも有名な映画監督・園子温氏まで告発は広がり、大問題へと発展している。
「各週刊誌がこぞって、他の映画監督やプロデューサー、テレビ関連のドラマプロデューサーや大物俳優などに性暴力を受けた被害者はいないか探しています。今後も同様の報道は続くでしょうから、密かに戦々恐々としている関係者がどれほどいることか…。芸能界はガーシーの暴露どころではない、大騒動になっていますよ」(民放テレビ局関係者)
これまでも〝枕営業〟という言葉が浸透していたように、多かれ少なかれ権力者による性暴力は行われてきた過去がある。
「園子温監督は反対意見を表明していることで、まだこのニュースは取り扱われると思います。ただ困るのは、ドラマ関係者などテレビ業界内部の人間にまで広がってしまうと、ワイドショーで取り上げるのが難しくなるところです。各局がどこまでこのニュースを報じるかは、週刊誌の動向をうかがいながらになってしまいますね」(芸能ライター)
そんな中、ドサクサに紛れて〝復活〟を果たそうとしているのが、あの不倫で消えた俳優だという。
業界から復帰を望む声が…
「東出昌大が、近々テレビドラマで復帰するという情報があります。東出は女優の唐田えりかとの不倫が発覚し、妻だった杏と離婚してテレビから干された形になりました。その後も、撮影現場に女性を連れ込んだ疑惑で所属事務所をクビに。ただ、そんな東出に対してテレビ関係者からは同情する声もあった。そんなときに、傍若無人な性加害報道があり、比較される形で東出の騒動は、もう許されてもいいのではとする声があるのです」(同・ライター)
主演を務める映画『天上の花』の年内公開予定を控えるなど、俳優としての評価は高い東出。ネットなどでも、東出を擁護する声も聞こえ始めているという。
「東出はNetflix(ネットフリックス)で人気の『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』に出演したのですが、その演技が話題となり復帰待望論がSNSなどで見られるようになってきた。さらに、最近の性加害報道の流れで、テレビ局や広告代理店も、すでに東出はバッシングを受ける対象ではないと判断し始めています。テレビドラマの制作陣から復帰を望む声は、かねてから大きかった。今がチャンスと見て、東出をブッキングしようとしているプロデューサーも出てきているようです」(芸能記者)
棚からぼたもちではないが、意外な騒動から復帰が前進しそうな東出。今度こそは女性関係で失敗をしないように襟を正してほしいところだ。
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