芸能

『新しい地図』異例の速さでNHK番組レギュラー化!“ジャニーズの天井”ぶち壊す日はいつ

『新しい地図』香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎
『新しい地図』香取慎吾、草彅剛、稲垣吾郎(C)週刊実話

ジャニーズ事務所も、この3人の勢いを止めることはできない!?

5年前にジャニーズを退所した元『SMAP』メンバーの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が、テレビ地上波での活動の場を広げている。4月9日からは新たにNHK Eテレでレギュラー教育バラエティー番組『ワルイコあつまれ』(土曜日10時15分~)がスタートする。

「この番組は、もともと不定期放送の特番扱いだった。昨年が2回、今年に2回放送され、視聴者の評判もいいことから異例のスピードでレギュラー化が決まったんです」(事情通)

驚くのは、番組制作費だ。通常の2倍以上の予算が投入されているという。

「30分番組なら1本当たり600万円が基準です。しかし、『ワルイコ――』は1本当たり1200~1500万円。セットや撮影機材にこだわっているそうです。しかし、土曜の朝10時台に放送されるコンテンツに、これだけの予算を掛けることが異例です。ちなみに3人のギャラは合計で30万円。Eテレが3人をVIP扱いするのも理解できます」(芸能プロ関係者)

確かに、NHKと3人の相性は格別なようだ。

「昨年、草彅は大河ドラマ『青天を衝け』や『ペペロンチーノ』に出演。稲垣も朝の連続テレビ小説『スカーレット』や『きれいのくに』、『風よ あらしよ』に出演している。また、香取も昨年末に単発ドラマ『倫敦ノ山本五十六』で主演を張り、大いに話題になっているんです。今後もNHKは、この3人を俳優として起用し続ける方針に変わりはありません。実は、彼らを応援する新派グループが存在するんです」(NHK制作プロデューサー)

“準キー局”カンテレが英断!ジャニーズの力に陰りか

だが、この3人にとって悲願ともいうべき大きなハードルなのが、民放キー局での復活だという。

「〝ジャニーズの天井〟とでも言えばいいのでしょうか。やはり、日本テレビやテレビ朝日、フジテレビ、TBSなどは、古巣のジャニーズに忖度してなのか、なかなか仕事を振らないんですよ」(前出・事情通)

そうした中、民放キー局を驚嘆させたのが関西テレビ(カンテレ)の英断。かつて草彅が主演した人気シリーズ『銭の戦争』、『嘘の戦争』に続く〝復讐シリーズ〟第3弾を制作。来年1月期からフジテレビ系列で放送することを発表したのだ。

「残念ながらカンテレは準キー局。今回の決断で〝ジャニーズの天井〟をぶち壊したというには程遠い状態です。それでもヒビが入ったことは間違いない。テレビ関係者は、このドラマの視聴率とジャニーズの動向をうかがっています」(前出・芸能プロ関係者)

ジャニーズ力に陰り…。

あわせて読みたい