4月3日、フジテレビの渡邊渚アナが、「家に月6万5000円を入れている」と、出演番組『ワイドナショー』で報告。話題を呼んだ。彼女は実家暮らしで、これは食費とケータイ代込みの額だという。
「社会人2年目ですし、『立派だ』『頑張っている』という声が多いですね。父親はまだ働いているらしく、実質は娘のための貯金なのでしょうが、それでも家に6万円以上というのは、なかなかいないと思います」(経済誌ライター)
ただ、気になることもある。ケータイ代込みというところだ。
「女子アナはいろいろな付き合いもあるし、ケータイ代なら1万円以上は使うでしょう。となると、ケータイを除き、住居代と食費込みで5万程度の出費。つまり5万円+ケータイ代で6万5000円という、やや半端な額なのかもしれません。このあたりを正直に言いそうなところが渡邊アナらしいですね」(女子アナライター)
一部生活サイトの調べだが、都内23区内で駅から10分以内の賃貸物件の相場は7万円以上。ケータイ使用料は月1万2000円以上(Wi-Fi込み)。当然、食事は自前。食事を除いても、確実に8万数千円にプラス光熱費が飛ぶことになる。
“イメージ自慢”にしか聞こえない!?
「一流企業ならともかく、中小企業はここ何年も月収が下がっています。業種によっては月支給額20万円以下。手取りとなると12~13万円なんてザラ。そこから家賃と光熱費、ケータイ代で9万円以上になる。どうやって暮らすのか、という話になるのです」(前出の経済誌ライター)
渡邊アナの実家への生活費入れは、とてもしっかりしていることは確か。しかし裏から見れば住居、食費、ケータイ代、光熱費込みの額で6万5000円。これが高いか安いかよりも〝うらやましい限り〟であろう。
「何千人という応募者の中、高いハードルをクリアして女子アナになったのですから、それなりの収入があるのは当然。でも親元に住んでいて、家にお金を入れているなんてのは、女子アナの〝イメージ自慢〟にしか聞こえません」(前出の女子アナライター)
この渡邊アナ発言に、ゲスト出演していたフリーアナの神田愛花が噛みついた。神田はかつてのNHKアナウンサーだ。
「これがフジテレビだなと思いますよね。私がNHKにいたときは自宅の新聞とかも会社に行けばあるのに、ちゃんと自分でお金を払って新聞取れとか、自分でお金を払えとか、とにかく先輩に言われるんですよ」
渡邊アナのモロモロ込みの6万5000円は、特殊な職場だけに評価されていないようだ。
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