コロナ禍で十三代目市川團十郎白猿襲名公演が延び延びになっている市川海老蔵が、義姉の小林麻耶から素顔や金銭トラブルなどを暴露され、窮地に立たされている。
「発端は、海老蔵が麻耶に整体師の國光吟氏との離婚を〝公表しない方がいい〟とアドバイスしておきながら、自身のブログで離婚を想起させるような投稿をしたからです」(芸能記者)
まん延防止等重点措置発令下の3月中旬、海老蔵は女性・A子さんとの外食デートのほか、複数の女性との多重交際を『女性セブン』に報じられた。
「3月上旬にはB子さんとホテル密会、別の日にはC子さんともホテルで合流。記事では海老蔵がSNSを使ってナンパし、ホテルで女性に2万円を渡したという証言も伝えている」(同・記者)
麻耶もブログで海老蔵の女性関係について苦言を呈しながら糾弾。麻耶の怒りは、海老蔵への不信感、乳がんで亡くなった実妹の麻央さんへの闘病対応にも向けられている。
「海老蔵は献身的な夫と見られていたが、実際は麻央さんが苦しんでいる傍らで、競馬新聞を開きながら競馬中継を楽しんでいた。また、麻央さんの死後、麻耶自身が夜這いをかけられたことなども暴露したんです。それと海老蔵が海外での公演のため、麻耶から9000万円を借り返済していない金銭トラブルまでバラしている」(スポーツ紙記者)
松竹との関係を修復するしか道は開けない……
海老蔵の團十郎襲名公演は〝30億円興行〟とされる一大イベントだが、歓進元の松竹とのこじれた関係を修復しない限り、興行成功はおぼつかない。
「團十郎襲名興行は当初、2020年5月~7月に歌舞伎座で予定されていたが、コロナ禍で延期。昨年もコロナの影響で流れ、この間に海老蔵と松竹の関係が悪化した。コロナ禍で歌舞伎座は20年2月末から公演中止。同年8月には再開されたが、客数は半分に制限された。松竹はスタッフや演者に〝満席になるまで我慢してほしい〟とギャラの大幅減をお願いした。大御所は受け入れたのに、海老蔵は拒否。海老蔵が歌舞伎座に出演したのは2年間でわずか1カ月で、『プペル~天明の護美人間~』や『六本木歌舞伎ハナゾチル』の新作歌舞伎に没頭している」(演劇ライター)
海老蔵に対しては、歌舞伎関係者からも「伝統芸を磨く姿勢が見られない」と批判の声が上がっている。
「『プペル』はマスコミでかなり話題になったのに空席が目立った。松竹を外した結果です。3年ぶりに歌舞伎座で上演される『團菊祭五月大歌舞伎』を成功させ、松竹との関係を修復するしか團十郎襲名興行への道は開けないでしょう」(同・ライター)
SNSナンパにうつつを抜かしている場合ではない。
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