芸能界では、ガーシーこと東谷義和氏の「暴露」の話題で持ちきりだが、政治の世界も暴露はつきもの。数々の有名政治家が、かつての愛人から関係をバラされ、永田町を去った。
総理大臣にまで上り詰め、わずか3日後に神楽坂の芸者が愛人だったと名乗り出たのは宇野宗佑氏。三本指を握って、「これで俺の愛人になれ」と口説いたことが大きく報じられ、総理就任から69日後に宇野氏は辞任に追い込まれたのである。
同じく総理経験者の橋本龍太郎氏も、元銀座ホステスで後に作家に転身した金沢京子氏が〝一夜妻〟として名乗り出て、同氏の性癖を暴露。後ろ手に拘束するSMチックなプレイを好んだという。
そんな橋本氏がノーマルに思えるおぞましい性癖を暴露されたのは元自民党副総裁の山崎拓氏。
「行為前にその手のビデオを大音量で視聴したり、その手の雑誌からお気に入りの記事を切り抜いた自作のエロ本を熟読。外遊の際、台湾では赤いチャイナドレスを、シンガポールではシンガポール航空のCAの制服、ワシントンではアメリカンハイスクール風の紺のブレザーとチェックのスカートを愛人に持参させ、コスプレを楽しんでいた。しかも、この愛人を2度も堕胎させた揚げ句、〝親子丼〟がしたいと懇願し、愛人の母親に自分のイチモツの写真を見せて説得しろと言っていたことまで暴露され、山拓のあだ名が〝エロ拓〟や〝山タフ〟になってしまった」(政治記者)
下半身のだらしなさも世襲
世襲だらけの政治の世界で、親子二代にわたって女でコケたのは、中川秀直氏と息子の俊直氏だ。
「せがれの俊直は、妻子がありながら愛人とハワイで〝挙式〟。ウェディングドレス姿の愛人と満面の笑顔で撮った写真や、自筆のサイン入りの『結婚証明書』まで出され、〝重婚〟と騒がれた。しかも俊直は、同僚議員だった前川恵とも密会疑惑が浮上し、愛人から別れ話を持ち出されると、自宅に押しかけて土下座して号泣。しつこく復縁を迫ったため、警察に『ストーカー登録』されるというオチまでついた」(同・記者)
彼の父親で、官房長官や自民党幹事長を歴任した秀直氏は、もっとすごい。
当時20代の愛人を妊娠中絶させていたとスクープされ、こちらも愛人を自宅の寝室に招いたときの写真や、秀直氏がサインしたとする「人工中絶の同意書」まで飛び出した。
「この愛人には薬物の使用疑惑があり、捜査当局が動いているのを察知した秀直は、内偵情報を漏洩したことまで暴露された。おまけに、このスキャンダルをつかんだ右翼団体に脅され、官房長官の立場を利用して口止め料として国民の血税である『官房機密費』を使った疑いまで出た」(同・記者)
ここまでくると、ガーシーの暴露がかわいく思えてくる。
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