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ソフトバンク投手コーチの“暴力行為”にファンがドン引き「クビにして」「絶対にヤバイ」

※画像はイメージです(画像)tipwam / Shutterstock

プロ野球・ソフトバンクの千賀滉大投手が、3月28日に自身のツイッターを更新。27日に行われた日本ハム戦のベンチで起きた〝騒動〟に言及し、話題になっている。

この日、先発した杉山一樹投手が5回途中4失点でKO。

ベンチに引き上げ、意気消沈して座っているところに森山良二投手コーチが現れた。森山コーチは二言、三言、杉山と会話を交わすと突然、杉山の頭を平手ではたき、その様子がバッチリとテレビ中継に映ってしまったのだ。

千賀は、「いつもの杉山だけじゃなく僕らにもやるおふざけを表でやって色々言われている森山さんを投手代表として坊主にしてもらおうと思ってます。あ、もう坊主だ」とユーモアを交えてツイート。あくまでも〝愛情表現〟だと強調したが…。

「杉山は涙目になってたぞ」

ネット上には、ファンからの疑問の声が殺到している。

《森山コーチが杉山叩いてるけど、これはふざけてるの?? けっこうばっちり叩いてたけど…》

《いや、めちゃおもいっきりはたいてたじゃん! 杉山も涙目になってたぞ。愛情表現で片付けられる問題じゃないだろ》

《あー、これ完全にパワハラ案件ですやん。森山コーチは罰金だろうな》

《これ絶対にヤバイやつ。叩かれた杉山選手の表情見てると「え?」みたいな表情してるし、結構怖がってたからおふざけではなさそう》

《これくらいみたいに言う人いるけど、なにがあっても暴力はあかんよ。プロの現場でいまだにこんなことがまかり通ってるんだもん、野球をやる子どもが激減するのも当然だよ》

《森山コーチ最低だな。マジでクビにしてほしい。ああいう何気ない行為がいじめに繋がってるの知らないのか?》

ちなみに千賀は、「あの件は杉山が森山さんのお腹を攻撃したことから始まったのが変に映ったと杉山本人が言ってました」と続けてツイートし、必死でフォローしている。

かつてのプロ野球界では、故・星野仙一さんの〝鉄拳制裁〟なども日常茶飯事だったが、現代ではいかなる暴力、パワハラも許されない。

「昔は、ミスをした選手はファンに見えないようにダッグアウトでボコられてましたけどね。今の時代、そんな感覚は通じない。千賀の言うとおり〝愛情表現〟だったとしても、ファンから見たら立派な暴力行為です。笑って済まされる問題じゃない」(スポーツライター)

スポーツ庁が作成した『中体連の競技別加盟人数の推計』によると、軟式野球人口は2009年度に30万7053人だったが、2020年度には約18万7000人にまで減少。さらに、2048年度には2万3575人に激減すると予測されている。

森山コーチのような〝昭和の愛情表現〟を続けていると、野球少年たちが絶滅してしまうかもしれない。

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