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多部未華子VS上野樹里…春ドラマ“三十路の人妻女優対決”負けられない戦い!

多部未華子、 上野樹里 
多部未華子、 上野樹里 (C)週刊実話Web

「とても厳しかった今年の冬もなんとか終わって、桜もほころんできました。春ドラマは、2人の〝人妻女優の艶技〟に注目です」(テレビ局関係者)

多部未華子が歌う『日清製粉ウェルナ』のコーポレートソングが使用された新テレビCMが3月15日から全国でオンエアされている。

今年1月、『日清フーズ株式会社』から『株式会社 日清製粉ウェルナ』へ社名変更し、初のコーポレートソングを担当することになった多部。《ハッピーな日、しんみりな日 いつも近くに たしかなしあわせ手の届く すぐそこにあったウェルナ》という温かみのある映像で、日常のさまざまなシーンを表現している。

「多部の優しい歌声とピアノの軽やかなリズムが印象的です」(音楽ライター)

収録は都内のスタジオで行われ、多部は少し緊張した面持ちで臨んだという。

「普段の仕事とは異なる歌の収録ですから、これは仕方ありません」(音楽プロデューサー)

多部もオファーがあった際は、「〝歌〟ですか?」と驚いていたという。

「今の時代、オファーがあれば何でもやりますという気持ちでいなければ、生き残っていけません。女優も歌手も関係ありません」(プロダクション関係者)

そんな多部は、4月スタートの連ドラ『マイファミリー』(TBS系)にヒロインとして出演する。

「いわゆる『日曜劇場』という看板枠で、『DCU』の後番組です」(ドラマライター)

相手役を務める『嵐』の二宮和也とは、2007年に放送されたドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)以来の共演だ。

「同じく『嵐』の櫻井翔も出ていたこのドラマは最終回で視聴率17.9%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)を記録しました。今回も期待がかかります」(ドラマ関係者)

『マイファミリー』では夫婦役。2人が演じる男女は大学時代に出会い、15年以上をともに過ごしているという設定だ。

多部は、「時の早さに驚いていますし、久しぶりの共演にドキドキしています」とコメントしている。

竹下景子以来“東女の有名女優”多部未華子

ドラマは、19年放送の『グランメゾン東京』(TBS系)などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏のオリジナル作品。物語は、娘を誘拐した誘拐犯と自分たちだけで戦う夫妻の姿を通じて、家族の絆や人間模様を描いている。

多部は先のコメントに続けて、「ハラハラするストーリーだけではなく、家族や愛、友情の物語です。個人的には、そちらの部分もたくさん大切にしていきたい」と演技プランまで語っている。

「彼女も女優として生き残っていくため、必死でやっていくと思います」(前出のドラマ関係者)

多部は02年にスカウトされ、翌年夏のミュージカル『美少女戦士 セーラームーン』で初舞台を踏んだ。愛称は〝多部ちゃん〟。そして、高校進学後は仕事優先の生活に。

「高校の同級生には、〝ガッキー〟の愛称でおなじみの新垣結衣がいて、今でも仲がいい。実は、ガッキーが自身の結婚を最初に報告したのは多部だったと言われているくらいなんです」(芸能ライター・小松立志氏)

この多部ちゃん世代には他に大島優子、戸田恵梨香、吉高由里子、堀北真希らがいて〝女優大豊作の年〟となっている。

「『黄金世代』とも呼ばれています。ただ、多部は誰にも負けたくないと、強いライバル心を持って仕事に励んでいます」(芸能プロ関係者)

大学は、東京女子大学現代文化学部卒。竹下景子以来の〝東女の有名女優〟ということで、常に注目を集めている。

09年にはNHK朝の連続テレビ小説『つばさ』のヒロインに抜擢され、〝全国区の女優〟に。しかし、件の同世代の女優たちと比較すると、どうしても〝地味〟な印象は否めない。

「それは本人も分かっています。同世代は男関係でも世間を賑わせましたからね」(前出・小松氏)

結婚は19年10月で、お相手は芸能人ではなくカメラマンだった。

「昨年12月、第1子出産を明らかにしています。このドラマが復帰第1作目というわけです」(同)

外見的にも“丸くなってきた”上野樹里

一方、今年3回目の年女となった上野樹里は、4月からの連ドラ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)にヨガのインストラクター役で主演する。一緒に暮らす父親(松重豊)の婚活に巻き込まれ、自分も…というラブストーリーだ。ちなみに放送枠は、かつて新垣結衣と星野源が主演して大ヒットした『逃げるは恥だが役に立つ』の枠。

「あやかりたいですよね。そういえば上野は最近、SDGs(持続可能な開発目標)などの環境問題に関心があり、それを意識したのか、ドラマタイトルもこうなったということです」(スポーツ紙記者)

TBSは〝時流〟に乗っかろうとしたのかもしれないが、上野が1年前に主演した『監察医 朝顔』(フジテレビ系)という〝月9〟ドラマは二桁視聴率を記録。好評を博した。

「ですから、SDGsなど全然気にしなくていいんです。ただ、上野に気を使っているのかもしれません」(芸能関係者)

また、彼女は生まれ故郷の兵庫県加古川市の『観光大使』も昨年、拝命している。

「〝加古川愛〟に目覚めたようです。2日くらいスケジュールが空くと、地元に帰って、1人で自転車に乗って懐かしい場所を巡って悦に入っているそうです。関係者は彼女の〝変心〟にとても驚いています」(芸能記者)

上野といえば、若いころから〝生意気〟という声が多かったのも事実。

「自分なりのこだわりを持っている子で、納得するまで、なかなかウンと言わなかった。年上にも、いつもタメ口で物怖じしない。〝扱いにくい子〟でした」(前出のテレビ局関係者)

しかし、16年5月、料理愛好家の平野レミ(故・和田誠氏夫人)の息子で歌手の和田唱と結婚してから、人間に丸味が出てきた。

「和田家の人々は料理上手なので、外見的にも丸くなってきたともっぱら。今回のドラマはヨガのインストラクター役ですから、そのあたりもしっかり確認できると思います」(同・関係者)

お互い負けられない三十路人妻女優対決。果たして軍配はどちらに!?

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