他球団を煙に巻く〝ビッグボス・マジック〟がついに発動!
話は3月15日の西武戦にさかのぼる。プロ4年目の吉田輝星が三番手として登板し、わずか1イニングで交代したのだ。
開幕を10日後に控えたこの時期、先発ローテーション候補の投手なら、実戦に近い、なるべく長いイニングを投げるのがセオリーだ。
「ビジター試合による移動のため、試合後の会見はなく、新庄剛志監督の狙いは分かりませんでした」(取材記者)
しかし、吉田は「中継ぎをやるなら勝ちパターンで7、8、9回とかを投げたい」と、マンザラでもなさそうだった。
不可解な投手起用は、その翌日も見られた。育成の姫野優也を先発マウンドに送ったのだ。
「先発候補に長いイニングを投げさせるのと同様、この時期になると育成投手を投げさせる余裕なんかありません。主力級に実戦経験を積ませないと…」(同・記者)
チーム関係者によれば、新庄監督の強い要望で姫野の登板が決まったという。
「日本ハムの先発枠は、上沢直之、伊藤大海、加藤貴之、河野竜生…。吉田が抜けたら頭数が足りません」(テレビ局スポーツ部員)
その先発投手のコマを補うため、姫野の臨時テストを決めたのだろう。
開幕投手はSNSで発表!
開幕投手を発表していないのは、日本ハムだけだったが、23日に自身のインスタグラムで、「開幕投手は北山亘基投手でいきます」と発信した。そして、新庄監督は開幕投手について、こんな持論も展開していた。
「いい投手を3、4戦目に持っていけば、相手投手は3、4番手。勝ちはもらえる。相手のいい投手は全員でつぶしにかかる」
開幕からしばらくはエース対決が続く。仮に上沢が開幕戦でコケたら、次に当たるのは4月1日のオリックス戦で、相手は昨季投手5冠の山本由伸。エースに勝ち星がつかない状態が2週間以上続いてしまう。
「栗山英樹監督時代から、メジャーを模して極端な守備シフトもやってきました。新庄監督の狙いは〝オープナー〟でしょう」(球界関係者)
オープナーとは、救援陣総出で継投していく作戦だ。日本ハムの状況からすると、そのオープナーが2戦続く可能性もある。
しかし、新庄監督の相手エースを「全員でつぶしにいく作戦」に投手も含まれているのなら、リードした時点で中継ぎの吉田を投入し、逃げ切りをはかることも可能だ。開幕直前でのコンバートには、オープナーの締め括り役の意味も含まれていたようだ。
新庄監督の奇抜な采配が楽しめると思うと、投打ともにコマ不足な状況も悪くない?
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