エンタメ

わくわく『地方競馬』情報~第45回ばんえいオークス/第12回勝島王冠

「ばんえい十勝」が準ナイターで開催!
「ばんえい十勝」が準ナイターで開催! (C)週刊実話Web

北海道帯広市が開催する「ばんえい十勝」が、11月28日から12月30日までを準ナイターで開催すると発表した。

これによって、最終レース出走予定時刻が現在の20時45分から20時00分頃に変更され、冷え込みの厳しい北海道でも少しは観戦しやすい時刻に設定される。電話投票の際は、時間変更に注意が必要だ。

そんなばんえい競馬では12月6日、3歳牝馬の最高峰レース『第45回ばんえいオークス』(BG1)が開催される。

1976年に「ばんえい優駿牝馬」の名で創設され、後に現在の名称へと変更された。ばんえい3歳牝馬にとって唯一の重賞競走となり、3歳牝馬の最高峰レースとして位置づけられている。

93年までは4場持ち回りの5月開催で定着していたが、2005年より帯広競馬場で、開催時期も11月~12月に固定。そのため日本の「オークス」の中では、最も遅い時期に開催されることになった。

過去の勝ち馬には、08年に初めて三冠制覇を成し遂げたニシキエースをはじめ、キサラキクなど牝馬戦線をけん引した馬の名が並ぶ。

また、12月29日には、ばんえい3歳三冠路線の最終戦「ばんえいダービー」が控えており、3歳チャンピオン決定戦を探る上でも、3歳牝馬の最高峰レースを見逃すことはできない。

年末の大一番『東京大賞典』へのステップレース

さて、大井競馬では9日、年末の東京大賞典へのステップレース『第12回勝島王冠』(SⅡ)が開催される。

09年には準重賞から重賞となり、さらに18年からはSⅢからSⅡへと格上げされた。年末の大一番を目指す南関東の有力馬がひしめく、ハイレベルで注目度の高いレースとなっている。

05年のボンネビルレコード、08年のブルーホークなど、優勝馬が数多く東京大賞典に挑んでおり、09年の優勝馬セレンは東京大賞典4着、14年5着馬のハッピースプリントも4着と善戦している。

現在、勝島王冠2連覇中のモジアナフレイバーは、18年は東京大賞典9着だったが、昨年は3着。今年10月のマイルチャンピオンシップでも地方馬最先着の3着と充実の一途。勝島王冠3連覇、そして、その先の東京大賞典にも期待ができそうだ。