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JRA重賞『金鯱賞』(GⅡ)本誌競馬班“厳選”軸1頭+相手5頭!

(C)JRA
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大阪杯のGⅠ昇格に伴い、2017年から3月開催となった金鯱賞。トップクラスの始動戦としても定着しつつあり、この時期になってからの5年間、1番人気は【3・1・1・0】と馬券圏内を外していない。

ただ、昨年は最低人気のギベオンが勝ち3連単は78万馬券、17年も13番人気のスズカデヴィアスが3着で19万馬券が飛び出すなど、波乱も起きている。堅いか大荒れか、そんなレースだ。

★軸馬=レイパパレ
デビュー6連勝で一気に頂点まで駆け上がったレイパパレ。その後の近4走は③④⑥⑥着と、やや停滞気味ではあるものの、距離が微妙に長かったのと、前走は香港遠征で勝手が違う部分があったのかも。JRAの2000メートルでは、チャレンジC、大阪杯の2戦2勝。実績のある国内のこの距離で、本領発揮といきたいところだ。乗り慣れた川田騎手と、3走ぶりにコンビが復活するのも好材料。

★相手=ジャックドール
1勝クラスからOP特別まで目下4連勝中のジャックドール。前走の白富士Sは、東京の2000メートルで1分57秒4と好タイムで走破。今回の中京芝2000メートルでも、条件戦ではあるが2戦2勝と相性は上々。近3走が逃げ切りなので、同型馬との兼ね合いは課題となりそうだが、勢いならこの馬だ。父モーリスも、GⅠ4つを含む破竹の7連勝を記録するなど、好調モードに入った時は手がつけられなかった。本馬も、まずはここで重賞制覇を決め、出世への足掛かりにしたい。

★相手=アラタ
条件戦から4連勝後に出走した前走の福島記念は、3着だったアラタ。ハイペースで飛ばしたパンサラッサが、そのまま逃げ切るレースで、中団からメンバー中最速の上がりで詰め寄るも、この馬にとっては難しい展開だったかもしれない。ただ、厳しいペースの競馬を経験したことで、得るものはあったはず。重賞2戦目で、前進が見込める。稍重~重では【3・1・0・2】なので、馬場が渋ればよりチャンスだ。

得意条件のシャドウディーヴァが狙い目!

★相手=シャドウディーヴァ
GⅠでは7戦して馬券圏内がないシャドウディーヴァだが、GⅡとGⅢでは、昨秋の府中牝馬S勝ちを含めて【1・3・2・7】と結果を残している。また2000メートルは【1・3・2・1】で、唯一の着外も秋華賞の4着。また、この距離で得意の左回りに絞れば【1・3・1・0】。近走の成績で人気を落とすようなら、配当的にも絶好の狙い目だ。

★相手=サンレイポケット
昨秋は、天皇賞・秋が0秒5差の4着、ジャパンCが0秒7差の4着と、トップクラス相手に奮闘を見せていたサンレイポケット。年明けの京都記念でも、しぶとい差し脚で3着と、7歳になっても衰えは感じられない。対戦メンバーのレベルは前走とそう変わらない印象なので、ここも上位入線が期待できる。

★相手=ポタジェ
2歳秋にデビューして以降、11戦連続3着以内と超堅実な走りを見せていたポタジェ。近2走は強豪相手だったこともあり天皇賞・秋6着、アメリカJCC5着と馬券圏外に落ちてはいるものの、今回のメンバーなら大きく崩れることはなさそう。昨年のこのレースで3着と、コース実績もある。

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