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キングカズがいきなりピンチ!移籍したJFL鈴鹿が「Jリーグ会員資格停止」の衝撃

三浦知良
三浦知良 (C)週刊実話Web

55歳のキングカズこと三浦知良選手が今シーズンから在籍しているJFL(日本フットボールリーグ)所属の鈴鹿ポイントゲッターズが窮地に陥っている。

「不適切な金銭のやり取りが行われるなど、ガバナンス体制に不備が認められた」として、2月28日にJリーグからリーグへの参入資格を停止されたのだ。

鈴鹿は昨年12月、チームの元執行役員の男性が「試合で負けるよう指示された」などと告発。この直前には、チームに対して多額の〝口止め料〟を要求するかのような動きをみせており、実際に2500万円ものカネが支払われていた。

この問題を重く見た「JFL規律委員会」が、選手やスタッフに聞き取るなどして調査した結果、八百長の事実は確認されなかったというが、不適切な金銭のやり取りや内部告発への対応などを問題視。「懲罰の対象になりうる行為が発覚した」と結論づけたのである。

「まったくのシロだったら…」

「鈴鹿は、厳正な審査を経てJ参入を目指すクラブに与えられる『Jリーグ百年構想クラブ資格』を保持していましたが、この資格を停止された。これによって、今季もしJFLで優勝してもJ3に昇格することはできない。兄である三浦泰年監督に請われて横浜FCからレンタル移籍で加入したカズにとっては、プレー以前に正念場を迎えた格好です」(スポーツライター)

ただ、今年の6月までにクラブのガバナンス体制が改善されたことが認められれば、資格の停止は解除されるという。

この措置に、ネットでは冷ややかな声が上がっている。

《金銭のやり取りがあったのは完全にアウトですね》

《こんなクラブに土地をタダで貸す市や県はどうかしてる 金貸す銀行も》

《これって事実なら「100年構想クラブ資格を停止しますー」で済む話なのか? 普通に考えたらチーム存続に関わる問題だと思うけど?》

《三浦兄弟に残された道は今すぐトンズラするかヴィアティン三重やFC伊勢志摩との合併を行う事だと思う》

鈴鹿側は、八百長試合などは否定した上で、「(元役員の金銭)要求には応じないこととして無視を貫いてきました。しかし、執拗な金銭要求に畏怖してしまい、また虚偽の情報が拡散することを恐れ支払ってしまいました」と説明していた。

「元役員に払った〝手切れ金〟は2500万円ですからね。昨年末に、この問題を取り上げた『スッキリ』(日本テレビ系)で、MCの加藤浩次も『実際にお金を払っているというのが不可解ですよね。まったくのシロだったら払いますかね』と首をひねっていました。これほどの大金を、〝恐れた〟だけで支払うのは、やっぱりおかしい」(前出・スポーツライター)

カズの活躍で、この問題をスッキリ解決してもらいたいものだ。

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