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わくわく『地方競馬』情報~第18回飛燕賞/第13回フジノウェーブ記念

『地方競馬』情報 
『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

佐賀競馬場にとって、今年は特別な1年だ。佐賀市内の旧佐賀競馬場から現在地(鳥栖市)へ移転して、今年が50周年の記念の年となる。赤字転落を乗り越え2020年度からナイターレース「ほとめきナイター」をスタートさせ、今や九州唯一の地方競馬場としてファンを魅了し続けている。

コロナ禍の下、あえて掲げるのは、おもてなし、ならぬ「うまてなし」。九州へ、佐賀競馬場へ足を運んでほしい、とファンへ呼びかける。具体的なファンサービスの概要は発表され次第、順次こちらでも紹介したい。

その佐賀競馬に春の訪れを告げる『第18回飛燕賞』(1400メートル)が、3月6日に開催される。佐賀所属3歳馬にとって最初の重賞であり、クラシック戦線を占う上で重要な一戦だ。過去の勝ち馬には、佐賀のエースとして一時代を築いたエスワンプリンス(12年)、現在の佐賀競馬の女王として快進撃を続けるミスカゴシマ(20年)など、ここをステップにトップホースに駆け上がった馬は数知れず。今年は、どんなニュースターが誕生するのか注目だ。

波乱含みの大井1400メートル戦!

さて、大井競馬では3月9日、『第13回フジノウェーブ記念』(SⅢ・1400メートル)が開催される。過去の優勝馬は、すべて重賞優勝経験のある実績馬で、そのレベルの高さゆえか例年すんなりと決まることが少ない傾向にある。

過去10年の1番人気の成績は【3・1・1・5】、2番人気は【0・1・2・7】。キャプテンキングは19年・21年の勝ち馬だが、19年は1番人気に応えての優勝であったのに対し、21年は6番人気という伏兵での優勝。また、20年は、トロヴァオ(6番人気)、マッチレスヒーロー(12番人気)、ドリームドルチェ(11番人気)で決まり、3連単172万円を超える高配当となった。逃げ馬の成績は【0・2・0・8】と振るわない。大井1400メートルは、外回りコースで直線の長いコースだが、優勝馬の2コーナーでの通過順位を見るとフジノウェーブ以外はすべて5番手以内で通過した馬のみ。基本的に逃げ馬はほぼ狙えず、とはいえ3番手前後で追走しないと連に絡むことも難しい。とにかく展開をしっかり読み切ることが馬券的中の鍵となる。

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