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カズレーザーの五輪への“トンチンカン発言”が物議「それだとスポーツが振興しない」

カズレーザー
カズレーザー (C)週刊実話Web 

『メイプル超合金』カズレーザーのトンチンカンな発言に、ネット上で反論や呆れた声が相次いでいる。

カズは2月20日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。この日は世界中が注目する北京冬季五輪から、女子フィギュアスケートロシア代表・ワリエワ選手のドーピング問題が取り上げられた。

番組にはフィギュア元日本代表・村主章枝氏が専門家として出演し、「『(これを)飲め』とやっていたのかは分からないが、プロのコーチなら分かると思う」「これくらいの練習量ならこれくらいで疲れ、これくらいの休息で回復すると把握している。ある日突然、やってもやっても疲れない、すぐ回復するというのは必ず分かるはず」など、指示せずともドーピングは把握していたのではと推測。他の出演者からは、ドーピングの懲罰としてロシアのオリンピック参加自体を禁止するべきだとの厳しい意見が飛び出す。

こうした議論の中でコメントを振られたカズは、専門家の村主氏を前に「(ドーピングを)組織的にやっていたことは事実なので」と断言。まだ調査結果が出ていないにもかかわらず言い切ると、「ロシアを参加させるべきではないと思う」と先ほどの意見に賛同する。

そしてここで、「そもそも、オリンピックを国別にやる必要ってこの時代にないと思ってて」とキッパリ。「国・国籍で分けて世界的なスポーツ大会をやるってのは、もう今の時代ナンセンス」と〝そもそも論〟を展開したのだった。

「国別じゃなくなったら五輪じゃない」

他の出演者にはない独自視点のコメントを発したカズ。しかし、独自は独自でも〝斬新〟というよりは〝突拍子もない意見〟だったようで、視聴者からは、

《国別じゃなくなったら五輪じゃない。ただの世界選手権だよ》

《それだとスポーツが振興しないんだよ 競技がうまい人で占められたら弱い国はその競技やらなくなる》

《カズレーザー、何言ってるんだ!? よくズレてること言うんだよな》

《カズレーザーの意見を採用すると、カネ持ってる先進国企業や大手スポンサー企業が国境を超えて、有能な選手個人にアホほど投資できる仕組みになるね》

など、反論や呆れた声が相次いだのだった。

カズレーザーに限らず、ワイドショーなどで他の出演者が言わないようなことを斜に構えながら言うと、一見、目新しく聞こえることがある。さまざま、よく噛み砕いて受け止めた方が良さそうだ。

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