ダウンタウン・松本人志の発言が珍しく炎上している。2月17日放送の日本テレビ系バラエティー番組『ダウンタウンDX』で、新幹線の車内で乳児をあやす母親を批判するようなエピソードを披露したのだ。
「芸人グチSP」と題したこの日の企画では、お笑いコンビ・相席スタートの山添寛が、新幹線で遭遇した「外国人親子」のエピソードを披露した。
山添が席を倒そうとしたところ、後ろの外国人男性から「息子が勉強しているから座席を倒すな」と注意され、背筋を伸ばした姿勢での乗車を強いられたが、外国人の父親自身は座席を倒しており、息子も勉強に集中していなかったと愚痴り、笑いをとった。
「ちょっと…器小さくない?」
すると、松本が自身の新幹線での体験談をかぶせ、こう愚痴ったのである。
「お母さんがいてね。(子どもは)もう乳幼児ですよ、乳幼児。1歳とか、1歳なってないぐらいかな。ずっーとしゃべってんねん、オカンが」と切り出し、共演者から「オカンが?」と確認されると、「だって、その子は日本語しゃべられへんもん」とした上で、「『あー、あれ食べよっか』とか『あれ見てごらん』とか、ずっーとオバハン一人が、ずっーとしゃべってんねん」と、身振り手振りを交えて熱弁。しゃべられない時期から母親が話しかける教育法は理解できるとしつつ、「それは家でやったらええやん。新幹線はそういう場所じゃないやん。(子どもはしゃべってないから)これ(母親)が一番うるさいねん!」と怒り狂ったのである。
当然、ネットは賛否両論だ。
《なんか言い方最低 子供がいる親の言うこととは思えない》
《うん、本当に娘いるのかな? と思った。声掛けは大声じゃなかったらいいと思う。ちょっと…器小さくない?》
《この人って子育ては人任せだったんだね》
《松ちゃんの言い分もわかるんだけど、子供が飽きて泣かれると迷惑をかけてしまう。というプレッシャーから話しかけ続けちゃう気持ちも痛いほどわかる》
もちろん、その母親の声かけの「ボリューム」が、どれほどうるさかったのかは松本と他の乗客にしか判断できないことだが、女性視聴者からは不評を買ってしまったようだ。
「松本さん自身も、『これ絶対また、なんか言われそうやけどなー』と前置きしてましたからね。山添さんのエピソードにかぶせる〝ええのあったわ〟と思って話し始めたんでしょうが、途中で〝やっぱ、マズイかな〟と思ってたんじゃないでしょうか。大した話でもないのに、わざと大声でしゃべって、共演者たちを巻き込もうとしているのがミエミエでしたよ」(他局の民放スタッフ)
案の定、共演者は松本の話に同調せず、あいまいなリアクションでスルーしていた。河童の川流れ。
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