まもなく閉幕する北京冬季五輪の解説・コメンテーター陣の中に、「浅田真央がいない」ことがニュースになっている。
「羽生結弦にインタビューした金メダリストの荒川静香や、バラエティー番組で見せる天真爛漫なキャラからは想像がつかないほど冷静な解説をこなして賞賛を浴びている村上佳菜子、選手の気持ちに寄り添うコメントで好感度の高い鈴木明子など、フィギュアスケート出身者がテレビ各局で重宝されている中、日本のフィギュアブームの立役者の一人である浅田が出演していないことに、違和感を感じる視聴者が多いようですね」(スポーツ紙記者)
2005年、15歳で国際大会の「シニア部門」に初出場し、いきなり優勝した浅田。06年のトリノ五輪には年齢規定で出場できず、10年のバンクーバーでは韓国のキム・ヨナに敗れて銀メダルに終わった。
日本スケート連盟との確執
それでも人気は爆発。各メディアやCMに引っ張りだことなり、フィギュアスケートのアイコンとなったのだ。そんな浅田が、コロナ禍でも盛り上がりをみせた北京冬季五輪の解説陣に名を連ねていないのは確かに不自然だ。
「浅田は、日本スケート連盟との確執があると報じられています。フィギュア普及のためとの名目で、イベントやPRに担ぎ出された結果、それまで1億に満たなかった連盟の黒字額が10億円を超え、代わりに浅田は成績がふるわなくなったというものです」(スポーツライター)
他にも、所属事務所の移籍問題で揉めたとか、自身がプロデュースするアイスショーに専念するため、などの理由が盛んに報じられているが、フィギュアのファンたちはネットにこう書き込んでいる。
《浅田真央さんは、もともと自分のプログラムについて説明するときも、語彙力が少ないのかあまり上手じゃなかった記憶があります。解説は向いていないんじゃないかな》
《五輪の解説とかレポートには相当程度のコミュニケーション能力が必要なので、現役時代の実績だけでは務まらない。浅田真央さんや伊藤みどりさんは話すことが苦手なようなので、解説者には向いていないのだと思う》
《浅田真央ちゃんは、あのゆるっとしたしゃべり方が魅力的だと思うので、しゃべる仕事よりも今の感じがいいんじゃないかなぁ。でも、しゃべりが上手でも下手でも、やると言えば引っ張りだこになると思うけど、そうしたらご自分の大切な仲間たちの仕事を奪ってしまう、というのもあるのじゃないでしょうか》
マスコミより、ファンの方が冷静な分析ができているようだ。
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