「やはり、『NHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)ヒロイン』の肩書はダテではないと思います」(芸能プロ関係者)
主演ドラマが常に高視聴率を記録し、今や〝新視聴率の女王〟とまで評されるようになった高畑充希(2016年『とと姉ちゃん』主演)は、『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』(日本テレビ系)に出演中だ。
「主人公の高梨雛子は、出世欲なし、カレ氏なしの現状に〝このままでいいのか?〟と悩む普通の女性。ところがある日、会社から子会社への社長に抜擢される。そんな〝ムチャブリ〟に翻弄されながらも、恋に仕事に必死に突き進んでいく女性を高畑が演じています。ただ、同ドラマは視聴率ひと桁で苦戦中です」(ドラマ関係者)
高畑はすでに、所属事務所の大黒柱になっている。
「これまでは深田恭子、綾瀬はるか、石原さとみの『ホリプロ3姉妹』が事務所の屋台骨でした」(芸能ライター・小松立志氏)
しかし昨年、深田は健康を害し、活動を制限。
「復帰後も思うような活動ができない状態。精神的なものもあるかもしれません」(テレビ局関係者)
そして、石原は第1子の妊娠を発表した。
「よって今年の活躍が大きく期待できるのは綾瀬だけ。そうなると当然、高畑にかかる比重は大きくなる」(スポーツ紙記者)
高畑は『週刊文春』のインタビューで、「29歳になったとき、30というのをすごく意識しました。20代のうちに何かをやり切らないといけないのか、30代の目標を立てないといけないのか、とか。それも吹っ切れて、年のことはあまり気にしなくなりました。ただ、年齢よりも若く見られるのがあまり気持ち良くなかったんですけど、今は逆にそれが嬉しいんです(笑)」と話していた。2月28日には、初となるフォトエッセイ集『穴があったら入ります』(PARCO出版)が刊行される。
「また、5月18日から公開される舞台『奇跡の人』では、ヘレン・ケラーの家庭教師アニー・サリヴァン役を再演。7月にも舞台『ミス・サイゴン』の上演を控えています。写真集を出版するとの情報もあります」(芸能リポーター)
高畑充希に“男はガマン”のお達し!?
まさに八面六臂の活躍だが、事務所サイドからは、こんな〝お達し〟が出されているという。
「しばらく、〝男はガマン〟というものです。ま、暗黙の了解というやつです」(前出のスポーツ紙記者)
高畑は大阪の年商12億円企業の社長令嬢で、箱入り娘として育った。
「初スキャンダルは、14年公開の映画『アオハライド』で共演し、翌年、焼肉デートをキャッチされた千葉雄大。2人目が件の朝ドラで共演した坂口健太郎です。〝婚前同棲〟が報じられましたが、昨年、破局したようです。これも、彼女なりの自覚の表れの1つかもしれません」(ワイドショー芸能デスク)
波瑠“ブレーク前”の濡れ場映画
波瑠(15年『あさが来た』主演)は、『愛しい嘘~優しい闇~』(テレビ朝日系)で主演を務めている。
「波瑠演じる漫画家のアシスタントが、中学時代の同窓会出席を機に起きた同級生の連続不審死をめぐるラブサスペンス。ちなみに、高畑とは〝同学年〟で女優としてもライバル。いつもお互いの動きをチェックしているようです」(前出のテレビ局関係者)
芸能界入りして20年近く。脇役からスタートした女優業は、『あさが来た』以来、主演が続く。
「彼女にとっては、まさに〝主役が来た〟という感じだったと思います。ここで、演技力はもちろんのこと、体力的にも、精神的にも鍛えられました。1年間にわたり、早朝から深夜まで撮影が続くこともある朝ドラのロケを経験したことが大変プラスになった。その後の連ドラで、彼女が不満を漏らすことはほとんどありません」(ドラマプロデューサー)
座右の銘は『一視同仁』(人を平等に愛し、平等に接するの意)。
「それでも今はコロナ禍にあるので、ソーシャルディスタンス、濃厚接触に細心の注意を払っています」(テレビ朝日関係者)
食生活にも気を配っているという。
「彼女は生野菜をそのままスティックやサラダとして食べるのが大好きなのですが、ここにきて、積極的に温野菜を食べ、体が冷えないように意識しているそうです。これなら、体に免疫力がつきますから」(前出・小松氏)
体といえば、見逃してはならないのが、波瑠のナイスバディ。
「このところ過剰な露出はありませんが、〝隠れE〟であるのは衣装の上からでも分かります。とんがってますもの」(ドラマスタッフ)
ブレーク前の映画『みなさん、さようなら』(13年)で、こんなシーンがあった。
「濱田岳との濃厚濡れ場シーンがありました。互いにベッドに寝転ぶと、それぞれを優しく激しく慰め始めるのです。波瑠はピンク色の吐息を漏らし、やがて絶頂へ…。見ていたこちらが濱田以上にフルい立ったのは言うまでもありません」(映画ライター)
私生活では19年夏に俳優・齋藤雅弘との〝2泊3日の沖縄・宮古島旅行〟がキャッチされた。
「それ以後、〝現場〟を見たという情報はありません。同じマンションの別フロアに住んで、お互いの部屋を行き来していたら分かりませんからね」(前出の芸能レポーター)
清原果耶“稀有な女優ぶり”スタッフも絶賛
清原果耶(21年『おかえりモネ』主演)は、『ファイトソング』(TBS系)で民放ドラマ初主演。
「児童養護施設出身の木皿花枝(清原)は空手の有力選手だったが挫折。さらに聴神経腫瘍で数カ月後の失聴を宣告される。そんなどん底状態で出会ったミュージシャンと、幼なじみの男との三角関係を描いたラブコメです」(芸能記者)
朝ドラの清原は生真面目な優等生タイプだったが、今回のヒロインは茶目っ気タップリだ。
「見所は、彼女の空手シーン。指導を受けた先生から『型だけなら有段者』とお墨付きをもらったほどです。演技力も運動神経もある〝稀有な女優〟と、スタッフから絶賛の声が上がっています」(前出・小松氏)
この役作りのために、清原は〝脚を組まない〟〝重心を片方の足にばかりかけない〟など、骨盤のゆがみに注意しているとか。
「忙しいときでも、最低6時間は睡眠をとるようにしている。映画『護られなかった者たちへ』で、『毎日映画コンクール』の女優助演賞に輝いたように、映画界でも評価が高いんです。故・原節子さんや吉永小百合の後継者という監督、映画マンも数多い」(前出の映画ライター)
ともあれ、朝ドラ出身女優なくして今のドラマは成立しない。
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