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木村拓哉の新ドラマ“腐ったコーチ役”に厳しい声「始まってないのに結末が見える」

(画像)WAYHOME studio / shutterstock

俳優の木村拓哉がテレビ朝日系の連続ドラマ『未来への10カウント(仮)』に主演することが明らかになった。木村が連ドラに出演するのは2年ぶり。2020年に放送された同局系の『BG~身辺警護人~第2章』以来だ。

「生きる希望を失った高校ボクシング部の〝腐ったコーチ〟を演じるといいます。昨年の正月ドラマ『教場Ⅱ』(フジテレビ系)ではセクハラ教官を、2019年暮れの『グランメゾン東京』(TBS系)では過去に事件を起こした問題料理人、さらに『BG』では妻、子供とうまくいかず、仕事に関係する警察官ともうまくいかない〝ぼっち〟警護人を演じていましたが、今作のボクシングコーチと本質は何も違いはありません」(ドラマ誌ライター)

木村主演のドラマは、ほとんどパターンが決まっているという。

「心に傷を持つ無愛想男、フテくされた男というのが定番。しかし、内には熱い信念があり、最終的には周囲の人間を助けるというワンパターンがオチ。それが〝キムタクドラマ〟です」(同・ライター)

今作の木村演じる桐沢祥吾は、高校時代にボクシングで4冠を達成するも、大学でボクシングを断念。その後、妻を病気で亡くすなど不幸に見舞われ、死を意識するほど打ちのめされる。ある日、母校のボクシング部コーチを請け負うことになり、高校生とぶつかりながら新たな未来に向けて走りだす――というもの。

無愛想でも本当はいい人!

「〝腐ったコーチ〟とはいいますけれど、いつものドラマも腐っています。だから最後には立ち直り、立派な指導者ぶりを見せるというオチ。まだ始まっていないのに結末が見えるのが木村ドラマの底の浅さ。しかも、さらなる目標を見つけ、高校を去る可能性もあります。これも木村ドラマの定番です」(同)

今、週刊誌や芸能サイトがしきりに、女優の佐々木希と本田翼を2大〝棒スター〟として取り上げている。

「俳優では、木村が金メダル級だともっぱらです。無愛想でぶっきらぼう、『ああ…?』『あ(な)んだよ!』とフテる。でも、本当はいい人で爽やかな終了。視聴者も見飽きているようで、TBS日曜劇場枠の『グランメゾン東京』は同枠『半沢直樹』の平均視聴率24.7%の約半分12.8%でした」(テレビ雑誌編集者)

汗臭いボクシングのコーチ役――。新たなファンを獲得できれば何よりだが…。

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