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岡田准一が木村拓哉の“巻き添え”に!?「今年はジャニーズさんにはご遠慮願う」

(画像)Luis Molinero / shutterstock

日本最古の映画賞『第95回キネマ旬報ベスト・テン』の表彰式が、2月2日に都内で行われ、俳優の役所広司が『すばらしき世界』で主演男優賞に輝いた。

役所は、1996年と97年度に連続受賞して以来、24年ぶり3度目の戴冠。「あれで運が尽きたかもと思っていたけれど、帰ってこられて幸せ」と喜びをかみしめていた。

「各作品で何らかの賞を獲得しているような印象の役所さんですが、映画ファンの必読誌ともいえる『キネ旬』はハードルが高く、役所さんほどのレベルの役者でも、まだ3度しか受賞していない。受賞基準のレベルは『日本アカデミー賞』よりも高いと言われているほどです」(映画業界の関係者)

ちなみに『報知映画賞』では、木村拓哉が『マスカレード・ナイト』で主演男優賞を獲得。『日刊スポーツ映画大賞』では、海外で数々の映画賞を総なめしている『ドライブ・マイ・カー』で西島秀俊が主演男優賞に輝いている。

キムタクがゴネたせいで…

「関係者の間で評価が高かったのが、元V6の岡田准一。人気コミックが原作の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』、バリバリの時代劇『燃えよ剣』では、主演のみならず自らアクションシーンの振り付けを担当。今のところ、主演男優賞の獲得の可能性があるのは、在京スポーツ紙の記者が選ぶ『ブルーリボン賞』のみだが、もっと評価されても良かった」(大手配給会社の宣伝担当)

3月11日に都内で開催され、各部門の最優秀賞が発表される『第45回日本アカデミー賞授賞式』の優秀主演男優賞にも岡田の名前はなかった。

「岡田が外されたのは、木村拓哉のせいだという話もあります。キムタクが、日本アカデミー賞の『最優秀男優賞がもらえないなら優秀賞も辞退する』とゴネたことを週刊文春がスッパ抜いてますからね。怒った事務局側も、『それなら今年はジャニーズさんにはご遠慮願う』となって、岡田も外れたというのです」(芸能記者)

岡田は、これまで日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞を受賞済み。当然、今回も狙っていたはずだが、これが事実なら、事務所の先輩の〝巻き添え〟をくらった格好だ。

岡田の次回主演作は『ヘルドッグス』(今年公開予定)。深町秋生氏の人気小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』を実写映画化するもので、岡田はヤクザ組織でのし上がる「潜入捜査官」を演じる。〝狂犬〟と呼ばれる難しい役柄を演じ切り、来年こそ日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞に返り咲けるか。

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