一刻も早く目を覚まさなければ、メディアの笑い者になってしまう――。早実高時代に一世を風靡し、昨シーズン限りで現役を引退した元日本ハムの斎藤佑樹氏のことだ。プロ入り後は苦難の道を歩んだ斎藤氏は、2017年に1勝を挙げて以降、4年連続で勝ち星なし。
その間、契約更改の時期が来るたびに、厳しい目を向けられてきた。
「故障にも泣かされましたからね。20年に右ひじの内側側副靱帯を断裂したときは、本当に引退すると思われました。本人の再起に懸ける熱い思いと、栗山英樹監督(当時)の説得もあって頑張ったのですが…」(スポーツ紙記者)
最終登板となった昨年10月17日、試合後のセレモニーでは日本ハムナインが涙を流して別れを惜しんだ。結果は伴わなかったが、必死に努力している姿を見てきたからである。
芸能プロの誘いを断り個人事務所設立
「引退表明後、芸能プロからの誘いが絶えないと報じられましたが、何と『株式会社斎藤佑樹』なる個人事務所を立ち上げました。野球界の未来のために、講演活動をしたいと意気込んでいます」(同・記者)
しかし、その講演活動にケチが付いている。講演料が高過ぎるのだ。あくまでも斎藤側の希望額だが、100~150万円だという。
「かつて野村克也氏に講演の依頼が殺到し、高額なギャラを提示されたこともあった。でも、実績のある野村氏とは格が違います」(芸能プロ関係者)
斎藤氏がどんな話をしてくれるのかは不明だが、高過ぎる講演料には分不相応という声が圧倒的だ。
「小中学生の硬式野球クラブの指導者は、基本的に無報酬です。プロ野球OBクラブも、手弁当で地方を回っていますからね」(球界関係者)
講演料は斎藤氏自身ではなく、周辺のスタッフが弾き出した金額かもしれない。だが、球界の未来を本当に思うのなら、先輩たちを見習うべきである。
このままではセカンドキャリアでも、斎藤氏はつまずきかねない。
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