地方全国協会(NAR)は1月17日、『NARグランプリ』の表彰馬と表彰者を発表。年度代表馬には、地方馬で初めてJBCクラシック王者に輝いた4歳以上最優秀牡馬のミューチャリー(牡6)が選ばれた。
また、同馬は地方競馬ファン投票MIHでも総合1位に輝き、うれしいダブル受賞。JBCクラシック後の東京大賞典こそ4着と敗れたが、さらなる高みを目指し2月26日のサウジC(GⅠ・キングアブドゥルアジーズ競馬場)へ出走する可能性も出てきた。昨年に続き歴史的快挙を成し遂げる瞬間を期待したい。
また、ミューチャリーに年度代表馬の座こそ奪われてしまったものの、昨年の南関東馬活躍の流れを作ったカジノフォンテンも「ダートグレード競走特別賞」を受賞。中央馬を含めて選考される同賞を地方馬が受賞するのは、創設14年目で初めてとなる。
昨年の『川崎記念』では、10年ぶりとなる古馬混合の中距離以上のGⅠを制し、勢いをそのままに地元船橋のGⅠ『かしわ記念』を制覇。例年ならば間違いなく「年度代表馬+4歳以上最優秀牡馬」に選出されていただろう。
船橋競馬生え抜きの2頭が、地方競馬をけん引していく姿を、今年も楽しみにしたい。
レジェンドホースたちが名を刻む『川崎記念』
さて、川崎競馬では2月2日、年明け最初のJpnⅠ『川崎記念』(2100メートル)が行われる。フェブラリーSやドバイワールドCに向けても注目される一戦。地元南関東勢の活躍が目立った傾向にあり、勝ち馬には1998年・99年にアブクマポーロ(船橋)、2000年インテリパワー(川崎)、04年エスプリシーズ(川崎)、06年アジュディミツオー(船橋)、11年フリオーソ(船橋)と、地方競馬を代表するレジェンドホースたちが名を刻む。
その後は、地方馬が勝利から遠ざかっていたが、昨年、前出のカジノフォンテンが10年ぶりの地方馬勝利をもたらした。同馬は今年も出走予定。
例年、掲示板を賑わすトップホースたちも中央から参戦予定だが、カジノフォンテンが狙うのは連覇のみ。船橋競馬の先輩でもあるレジェンドホース・アブクマポーロの偉業に並ぶことができるのか、注目したい。
あわせて読みたい
- [New] 蝶野正洋『黒の履歴書』~少子高齢化社会の行く末
- [New] 『美女ざんまい』タレント・元プロレスラー/愛川ゆず季インタビュー~100センチH級維持の秘訣は…~
- [New] “破局報道”広瀬アリス&川口春奈の「連絡先争奪戦」が勃発!IT長者とセレブ婚間近か
- [人気] 映画『踊る大捜査線』織田裕二主演作を水面下で着々準備?ファン待望の“青島復活”なるか
- [人気] 『アンチヒーロー』の“ラスボス”は野村萬斎ではなく…予想外の人物が再登場か
- [話題] 元AKB48・板野友美が娘の“横顔ショット”を画像加工!?「まさかこんな小さな子どもにも…」
- [話題] 嵐・松本潤、旧セクゾ・佐藤勝利…ジャニー氏の“スペオキ”は新体制スタートも苦境のまま