落語家の三遊亭円楽が、1月25日に自宅で倒れているのを家族が発見。脳梗塞と診断され、都内の病院に緊急入院した。
「所属事務所によると、円楽の意識ははっきりしており、命に別条はないものの、治療を続けているそうです。『新型コロナウイルスとは関連がない』とも発表されていますが、現在の感染拡大の状況から、家族も面会が制限されているようですね」(スポーツ紙記者)
71歳の円楽は、2018年10月に初期の肺がんの手術を受け、わずか1週間で復帰。19年には肺がんが再発し、脳腫瘍も発見されたが、いずれも克服してスピード復帰を果たしている。
「高座では、『芸人の前に病人ですから』『リハビリと思ってやらせていただきます』などと自虐し、笑いをとる超人ぶりを見せていました。今回の脳梗塞も、きっと克服して、元気な姿で早期復帰してくれるはずだと関係者は祈っていますよ」(同・記者)
司会の昇太や林家たい平もコロナ感染
『笑点』(日本テレビ系)は、30日放送分までは収録済みだというが、司会の春風亭昇太が19日に、林家たい平が23日に、それぞれ新型コロナウイルスの感染が判明し、自宅療養中とあってパニック状態だ。
「司会を務めた桂歌丸さんが病気療養に入った際は、回答者が順番で司会を務めて乗り切った。19年に円楽さんが闘病に入られた際も若手大喜利メンバーが代役を務め、昨年も林家木久扇さんが大腿骨骨折で入院すると、桂文枝さんや春風亭小朝さんなどの大御所がカバーしてくれていたんです」(日テレ関係者)
当初は29日に収録予定だったが、今後の収録の可否、2月以降の放送を含め、すべて「検討中」だという。
「業界では、『笑点』をクビになった〝林家三平の呪い〟なんて不謹慎な噂も飛び交ってますよ。もともと親の七光りで抜擢されたのに、努力している姿勢すら見せず、持て余したメンバーが親切心で〝すべりキャラ〟にシフトさせた。ところが、プライドが高い三平は、これをよしとせず、降板。しかも、自分が〝すべりキャラ〟として定着すると、子どもがいじめられる恐れがあるといった言い訳をして、バッシングを浴びているんです」(他局の民放スタッフ)
三平の代わりに新メンバー・桂宮治を迎えた途端、複数の出演者が同時に病魔に襲われるという異常事態を、『笑点』がどう乗り切るか。座布団が出るような「うまい対処」を期待したい。
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