高知競馬では、1月25日に『第36回全日本新人王争奪戦競走』が開催される。この競走は初免許取得後5年以内の騎手に限られ、騎乗技術等において模範となる騎手が招待される。各主催者の推薦によって選定されるので、その競馬場の期待と看板を背負って出走することとなり、優勝者には「新人王」の称号が贈られる。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて開催中止となっていただけに、出場騎手たちの熱い思いもさらに膨らんでいるはずだ。
JRAからは、秋山稔樹(美浦)、泉谷楓真(栗東)、小林脩斗(美浦)の3名。地方競馬からは小林楓馬(北海道)、岩本怜(岩手)、関本玲花(岩手)、仲原大生(大井)、兼子千央(金沢)、東川慎(笠松)、浅野皓大(愛知)、多田羅誠也(高知)、金山昇馬(佐賀)の9名が参戦予定。中でも注目は、地元の多田羅だろう。2019年には新人年間30勝、20年に通算100勝を達成した高知期待の若手騎手。すでに多くの重賞タイトルを持ち、1月10日には佐賀の新設重賞『第1回ゴールドスプリント』で、ダノングッド(高知)を優勝に導いている。
昨年は選出されるもケガのため辞退しており、今年も巡ってきた晴れの舞台に懸ける思いは並々ならぬものがあるはずだ。過去34回で地元高知の騎手が新人王に輝いたのは、たった二度のみ。地元の意地を見せることができるのか、注目だ。
冬の牝馬ダート女王を目指す一戦『TCK女王盃』
さて、翌26日には『第25回TCK女王盃』(JpnⅢ)が開催される。年が明けて最初に行われる牝馬のダート重賞競走。JBCレディスクラシック、クイーン賞、TCK女王盃、そしてエンプレス杯と続く冬の牝馬ダート女王を目指す一戦。
過去をさかのぼると、12年のハルサンサン(船橋)が優勝した以来、JRA勢の9連勝中。3着以内馬を見ても、JRA25頭に対し、地方5頭と、圧倒的にJRA馬が優勢だ。
前走をみると、チャンピオンズC(GⅠ)でトップクラスの牡馬に挑んだ馬の成績は【2・0・0・0】と期待に応えており、前走1、2着馬の一番多いクイーン賞1~5着馬の成績は【0・5・4・18】、1着馬に限っては【0・0・1・6】と、大敗するケースも目立っている。
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