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長澤まさみ『鎌倉殿の13人』“ナレーション落ち”…出演女優との共演NGが原因か

1月9日にスタートしたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、女優の長澤まさみが「語り」を担当していることに、業界がザワついている。

「長澤は、今作と同じ三谷幸喜氏が脚本を手掛けた2016年の大河ドラマ『真田丸』に出演。今作でもキャスティングされて当然ですが、ナレーションに回ったことに驚きの声が上がっているんです」(民放スタッフ)

タイトルバック明け、長澤は「栄華を極める平家の世に、小さなほころびが生じようとしている。源氏の名の下に集う新しい力。歴史が、うねり始めている」と読み上げ、ラストシーンでは「この国の成り立ちを根こそぎ変えてしまった未曾有の戦乱が目の前に迫っている」と次回につなげ、〝大役〟をそつなくこなした。

ネット上でも話題になっている。

《ささやくような語りが心地いい》

《耳元でつぶやいてくれているようで面白い》

《長澤まさみさんのウィスパー系の語り、慣れたらゾクゾクしそう》

長澤まさみの“無駄遣い”

こうした声がある一方、「高齢者向けじゃない」との指摘も。

《長澤まさみちゃんのナレーションの音量が低くて、高齢者の人達はもっと聞き取りにくいのでは?》

《初回からすんなり楽しめた。ただ一つ残念だったのは、ナレーションが聴き取りにくかったこと》

「もともと声が低い方ですが、今回は長澤さんの責任ではなく、ドラマの音声担当の調整ミスだったのではないか。第2話以降、修正が入るんじゃないでしょうか」(放送担当記者)

それ以前に、主役級にキャスティングされても不思議じゃない長澤の〝無駄遣い〟は、なぜ起こったのか。

「今作の大河には、主要キャストの1人として新垣結衣が出演しています。昨年、歌手で俳優の星野源と結婚したこともあって、話題性は十分。長澤と新垣は、05年放送のTBS系ドラマ『ドラゴン桜』で共演していますが、その時はどちらもまだ若手女優の1人でした。その後、2人とも主役級に成長して以降、共演がなかっただけに、〝共演NG説〟が根強くささやかれているんです」(芸能記者)

とはいえ、2人は昨年放送された『ドラゴン桜』続編の最終回で共演が実現している。

「あの『ドラゴン桜』の続編では、2人の共演がなければ成り立たなかった。しかも1度きりでしたが、大河の撮影は長丁場ですからね。今回は、NHKの制作サイドが2人の共演に腰が引け、長澤は〝ナレーション落ち〟してしまった可能性がありますね」(同・記者)

いずれにしても、長澤にとっては納得のいかない仕事と言えそうだ。

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