佐々木希が「女優で頑張る」宣言をし、業界内外を驚かせている。佐々木は来年1月期のテレビ東京系ドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』に主演で登場。ドン底状態からの飛躍を狙うというのだ。
「TBSなど他のキー局4局に比べ、テレビ東京系ドラマはやや格落ちの感があります。それでも看板ドラマ『孤独のグルメ』がある。ファンも多いし、決して侮れません。女優としてまるで実績のない佐々木ですから、何はともあれ主役は大役ですよ」(テレビ雑誌編集者)
ドラマの企画・原作は秋元康氏。高収入のテレビマンと収入が不安定なユーチューバーとの間で揺れる、33歳目前の女心を描くラブ・コメディーだ。
「正直、佐々木は演技力を期待されているのではないはず。起用すれば週刊誌、テレビサイトが取り上げ、話題になる。それが宣伝になって視聴率につながるハズです。佐々木と〝棒〟の双璧と揶揄される本田翼がドラマに出ると、各メディアが大騒ぎ。テレ東もそれを狙った可能性がありますね」(同・編集者)
テレ東は石原さとみを起用した特番ドラマを放送したこともあるように、時には〝一流女優〟もちゃんと起用する。
佐々木希はうまく表情が作れない人
「大物が出ないのは、一番はギャラの問題。有名女優は高くて1話50万円~。他局ならば、その3倍はあるとされます。『孤独のグルメ』の松重豊は例外的に特別安く、1話35万円。昔のアダルティーなイメージが局にはあり、出演を嫌う芸能プロも多い。でも、テレ東ドラマは近年いい作品もあり、年々評価が上がっていますよ」(ドラマライター)
佐々木は2010年のドラマ『土俵ガール!』(MBS)以後、民放では単発出番が多く、主役級がほとんどない。
「佐々木は悲しい場面もうれしい場面も、顔の表情が同じ。取り乱す場面で声を荒らげているのに顔は笑っているなど、うまく表情が作れない人です。最近、舞台に出ていますが、舞台は顔のアップはなく、表情が分かりにくい。彼女にとってはそこが利点」(同・ライター)
佐々木はドラマ主演に当たって「女優として生きていく」と力強い宣言を関係者にしたという。
「本田はいつも笑顔だし、たとえ〝棒〟でも見る気が起きるともっぱら。対して佐々木は、夫の渡部建とのゴタゴタを抱えた〝暗い棒〟。視聴者は見向きするかどうか微妙です」(前出のテレビ雑誌編集者)
イロイロと大変だろうが、ガンバってほしいものだ。
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