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梅沢富美男“人生70点”で気付いたこと「政治家はクソの役にも立たない」

梅沢富美男
梅沢富美男 (C)週刊実話Web

12月18日、都内で『梅沢富美男「人生70点主義 自分をゆるす生き方」発売記念記者会見』が開催され、著者の俳優・梅沢富美男が登壇。本の見どころの他、コロナ禍の苦労などを語った。

同作は、コロナ禍で舞台に立てない日々の中で、生きる希望を失っていた梅沢が「自分をゆるす生き方」にたどり着くまでに至ったエピソードが満載。抱腹絶倒の〝浮気叱られ〟エピソードから、大人気番組『プレバト!!』(TBS系)の裏話、涙なしには読めない母との別れ、そして被災地の子供たちとの生涯忘れ得ぬふれあいなど、梅沢のありったけの優しさが込められた本格エッセイ集だ。

今回の発売について、梅沢は「今まで話が来たときにテーマを聞くと下半身の話が多かった。だけど、コラムという珍しい話をいただいいて、生きてきた話をしました。本のテーマは、『義理と人情』です。世の中、1人では絶対に生きていけない。それぞれが助けあう。そういう世の中を書いています」とコメント。続けて「人間、どんなことをしても100点は取れない。いいことをしても誰かが反目している。プロなら70点を付けようよって意味でタイトルを付けました」と思いを口にした。

コロナで苦労したことについて「劇団の運営だけは本当に苦労した。僕らの劇場に保証はなくて、1年前に決めた公演も『中止』と言われただけで終わりました。アルバイトをしたくてもお店も開いてないし…」「でも、〝政治家はクソの役にも立たない〟と気が付いたことが一番いいこと。誰かが決めればいいのに『皆さんと相談して…』で。世の中を制御・コントロールできるのが政治家だと思っていたけどね」と、苦笑を交じりに語った。

梅沢富美男が出馬オファーを断った理由

人生の反省点を聞かれると「そうとう女遊びは得意ですが、浮気はすぐにバレる。まず下着でバレる。次に服装。女性も雰囲気が変わる。僕も100%全部バレています。(浮気相手に対して)おいしいことは言っちゃいけない。バレてもいい行動を取る。そこは100%!で70点じゃないです」と振り返った。

また、政治家になる予定はないと言い、「学問も偉くないし、僕は1週間でクビになる。一度、話がありましたが、速攻断りました。梅沢富美男は感情論で話すといわれるけど、感情で話して何が悪い。喜怒哀楽を出して何が悪いと。自分から『迷惑を掛けたら、いつでもやめますよ』と言っています」と述べた。

最後に、「来年1月から泉ピン子さんゲストで舞台をやります。昔、共演をしていましたが、明治座で初めて一緒に芝居します。丁々発止して泣いて笑える人情芝居。ピン子さんが20歳の役を。ピン子さんが私に舞台でいじめられる役なのでぜひ見てください」とPRし、イベントを締めくくった。

自らの経験をもとに〝義理と人情〟を貫く梅沢。彼の生きざまが多くの人々に勇気を与えてくれることだろう。

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