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タレント/杉原杏璃インタビュー~「グラビア復活!? でも体力的に…」

杉原杏璃
杉原杏璃 (C)週刊実話Web

往年の美ボディーにドキドキさせられる杉原杏璃が、実は「株ドル」としても有名なのはご存じだろうか? タレントをしていた23歳の時に30万円を元手に始めた株式投資が5年で1000万円に爆増。その後も順調に増え、現在に至るまで1億円以上の利益を出しているという。そしてこの度、自身3冊目となる投資術の指南本『マンガでよくわかる 株1年生』(かんき出版)を上梓。株なんて興味ない、株は怖いと思っている人でも十分に楽しめるハウツー形式になっているという。そのお勧めポイントとともに、ボディーのヒミツについてもじっくりと聞いた。

――相変わらずお綺麗ですね。とても来年、40歳を迎えるとは思えない。グラビアファンの人からも「またやってください」と言われませんか?

杉原 ありがたいことに、すごい言われます。私としてもグラビアを引退したわけではないので、40歳の節目にやろうかな…とも思っていたんです。

――おっ!

杉原 でも、やめときました。だって、とても体力がついていけそうもないから。5年前にグラビアを休止した理由も、結婚とかではなく体力の限界だったからなんですよ。

――撮影はそんなに疲れるものなんですか?

杉原 今の撮影は写真集を1冊出すとなったらDVDも乗っかり、カレンダーやトレーディングカード、一度にたくさんの撮影をこなさないといけないんです。「しんどいから休憩させてください」、みたいなことになったら申し訳ないなと思って。

――でも、体力は今後、どんどん落ちていきますよ。今がラストチャンスかも。

杉原 そうなんですよねぇ。タイミングと、いいお話があれば気が変わって「やる」と言い出すかもしれません。

私、チョーつまんない女なんです(笑)

杉原杏璃
杉原杏璃 (C)週刊実話Web

――ご自身的にはボディーメンテでやっていることはありますか?

杉原 それが全然ないんです。恥ずかしいくらい素のまんま。せいぜい食事制限をしているくらいです。栄養のバランスを考え、夜はあまり炭水化物を食べないとか。現役時代も同じでした。あえて鍛えたりしなくても、グラビアをやっている時は体のラインを見られていたので、おのずと綺麗が保てていたんですね。今はもう、水着になることさえないので、お腹周りなんかプヨッとしています。

――本当ですか? 全然そんな風に見えませんけど。

杉原 隠してるだけです。私が作っている補正下着を身に着けているので。

――うまい具合に宣伝に巻き込まれましたかぁ(笑)。

杉原 うふふ。アンディジュールという商品なんですけど、どこにも縫い目がなくて、タグやワイヤー、ゴムなどの金具類を一切使用していません。とても肌に優しく伸縮性があるので、キツすぎる補正下着のように跡がついたり痒くなったりの心配が少ないんです。プレゼントにもいいですよ。

――通販番組でもご自身が出演してますよね。

杉原 はい。QVC(24時間テレビショッピングを放送する専門チャンネル)で1時間、私1人でずーっとしゃべってます。

――その補正下着を着けていれば鬼に金棒。モテまくりなのでは?

杉原 それが全然なんです。基本、コロナ前から外に出ることが少なくて、せいぜい仕事関係や友人と会食をする程度。そんな時におじさまにチヤホヤされることがあるくらいです。ちょっと、うれしいですけどね(笑)。だから私、チョーつまんない女なんじゃないかと思うんです。エッチなことを期待して私を口説こうとしてくださる人もいるんですけど、旅行に行ったって水着になるわけじゃないし、なんだよ?ってガッカリされることの方が多いんです。たぶん私、グラビアで見ている方がイイ女なんですよ、残念なことに。

――では、最近ときめいたことはありますか?

杉原 それが、ないんですよねぇ。結婚に懲りたというわけでもないし、願望もあるんですけど…。

失敗話もしっかり載せています

――要は、株にときめいちゃってるわけだ(笑)。12月8日発売の新著はこれまでの2冊と違い、ストーリー漫画を交えて読みやすくなっていますね。お勧め銘柄や失敗談などがふんだんに書かれていて、よくある投資指南本とは一味違う。

『マンガでよくわかる 株1年生』(かんき出版)
『マンガでよくわかる 株1年生』(かんき出版)

杉原 少しでもたくさんの方に、投資を知ってもらうきっかけになればいいと思って書きました。やはり漫画があることで読みやすくなりますよね。

――この本で一番言いたかったことは?

杉原 投資と聞くと、怖いものだと思う方が多いと思うんです。でも、そんなに怖くはないし敷居も高くないということを分かってもらいたかった。株=ギャンブルでもないし、資金がゼロになってしまうものでもない。そういう不安が払拭される本になっていたらいいなと思います。

――株で失敗する人はどんな人だと思いますか?

杉原 そうですね…大きな勝負をする人かな。短期間で儲けてやろうとか。投資はギャンブルではないので、同じ考えで投資をすると、たぶん失敗すると思います。それこそ、買った後はほったらかしにしておいてもいいくらいの気持ちも大事です。実際、私が最初に買った株は野球が好きだからという理由で東京ドームでしたが、1カ月くらいはほったらかしでした。なかなか一歩を踏み出せない方には、「眠っているお金にちゃっかり働いてもらうのが株。重く考えないで、まずはやってみたらいいですよ」とお話ししています。

――指南本というだけあって、杉原さんの売買の履歴まで書いている。

杉原 これまで載せたことはなかったのですが、失敗も成功も全部丸分かりです。読む方が「ああ、ここを気をつければいいんだな」と分かっていただければ、うれしいです。

――確かに、成功した話ばかりを聞かされても、とは思います。

杉原 私自身、グラビア撮影で1年の半分は海外にいたこともあるので、そういう状態でもできるということを書いています。

――渡航先では見ていなかった?

杉原 当時はWi-Fiも今ほど普及していませんでしたから。買いを入れて飛び立って、帰ってきたら売れてるかどうかを確かめる…みたいな。そんな体験も含め、一般の方にも株のお話をする機会として、来年3月に『杉原杏璃の投資アカデミー』という講座も開講します。興味が合ったらご参加くださいね。

杉原杏璃◆すぎはらあんり 1982年6月12日生まれ。広島県出身。自伝的小説『…and LOVE』は2017年に映画化もされた。オリジナル補正下着「Andijur(アンディジュール)」をプロデュース。
Twitter @Anri0612Anr
ブログ https://lineblog.me/sugiharaanri/

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