テレビ朝日の看板番組『報道ステーション(報ステ)』に、驚きの改革案が浮上しているという。
報ステは去る10月にリニューアルしたばかり。元NHKのキャスター・大越健介をMCに起用し、大爆発を狙うはずだった。しかし…。
「前評判の割にはパッとしないというのが正解でしょう。NHKの有名人だっただけに、テレビ朝日としては視聴率15%以上を取るもくろみでした。ところが12~13%を行ったり来たりで、勢いをまるで感じません」(テレビ雑誌編集者)
NHKで大越は『ニュースウオッチ9』『サンデースポーツ2020』などを担当。鳴り物入りのテレビ朝日入りだった。
「NHK時代はスターだったのに、意外にもっさりして見える。妙に落ち着いていて、安定したオヤジでしょうか。民放に来て2カ月ですが、どこか慣れ切った感じ」(同・編集者)
東大文学部を卒業後、NHKに入局。政治部記者を経てキャスターに就任。
「非常に気になるのは、コメンテーターなど第三者に振る際に、先に自分で答えを言ってから聞くこと。そうすると、相手は大越の言葉に準じて、似たようなことしか言えず話が広がらない。しかも相手が明確に返答をしないと、途中で言葉をさえぎって別な質問をする。会話がかぶるし、非常に聞きづらい」(テレビ朝日関係者)
今のままなら視聴率は上がらない…
ワクワク感がハンパではなかった報ステ登場だっただけに「期待ハズレ」の声は大きい。
「今のままなら、視聴率は上がらないというのが局内の見方。ただ1年、2年で降板させるわけにはいかないので、再びリニューアル案が浮上。実現すれば確実に視聴率上昇が見込めます」(同・関係者)
これが、何とも仰天モノの発想だ。
「NHKの桑子真帆アナを起用しようというのです。桑子アナは過去に大越と同じ『ニュースウオッチ9』を担当。今は『おはよう日本』を担当し、かわいらしさで人気抜群。彼女を起用すれば話題沸騰間違いナシです」(同)
桑子アナは今年9月、俳優の小澤征悦と結婚。NHK退局秒読みと評判だ。
「TBSとフジテレビが情報番組、ニュース番組で獲得したがっているみたいです。そこにテレビ朝日が加わっても不思議はない。桑子アナが報ステに入るなんて、誰も予想していないし」(同)
視聴率には一喜一憂していないとウワサされる大越だが、果たして桑子アナの動向を気にせずにいられるだろうか…。
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